クイーンズにある隠れ家バー、Dutch Kills

今回はクイーンズのロングアイランドシティー(LIC)にある隠れ家バーをご紹介します!
Dutch Killsという名前のバーで、LICで最も人気のあるバーのひとつです。
2009年にオープンしました。
店名は、店の近くにその名を冠するストリートがあることに由来します。
ここはSpeakeasyバーと呼ばれる、いわゆる隠れ家バーです。

店内はかなり暗いムーディーな感じで、アメリカにあるバーでは比較的静かな部類に入ると思います。
店に入ると、ゆったりとした大きめのテーブル席が左右にあり、店の奥に写真のようなバースペースがあります。

入り口付近の写真も撮りたかったですが、店内が暗すぎて撮るのを諦めました。

メニューはQRコードを読み取る形になっています。
フードはオリーブなどのちょっとしたつまむものがあり、あとは隣の店のサンドイッチをオーダーできます。
カクテルは15ドル前後で、Speakeasyバーだと平均的な価格設定です。
とはいえ、マンハッタンではなくクイーンズのバーなので土地柄を考えると少し高いかもしれません。
カクテルはTo-go(持ち帰り)もできます。

まず始めに頼んだのは、Obvious Choiceと呼ばれるメスカルベースのカクテル。

シェリー酒、パッションフルーツやシナモンの入った割と飲みやすくて、とても美味しいカクテルでした。

そして次に頼んだカクテルがこれ。

ラムベースのカクテル、マイタイです。
このお店のマイタイは南国感を感じるタイプのものではなく、ラムの香りが強くすっきりとした味わいでした。

5年以上ぶりに訪れましたが、やっぱりここは居心地が良いなと感じるバーです。
ついついお酒が進んでしまいます。

コロナ禍になりバーに行くのはかなり久々でしたが、たまにはバーで飲むのもいいなーと改めて思いました。
お酒はもちろんですが、僕がそれ以上に求めるのは素敵空間の体験です。
やはりニューヨークの醍醐味のひとつは、実に様々なタイプのレストランやバーを気軽に楽しめることだと思います。
バーに興味を持つきっかけは、ニューヨークでした。
訪れるたびに新しい発見があり、刻一刻と変わる新しい部分とずっと変わらないトラディショナルな部分が交わり続けるこの街は、面白くて好きだなと感じます。

■Dutch Kills
https://www.dutchkillsbar.com/
住所:27-24 Jackson Ave, Queens, NY 11101
最寄駅:
Queens Plaza(E、F、M、R線)より徒歩3分
Court Square(G, 7番線)より徒歩5分

【執筆】

編集部
阿部 永
NY在住歴:6年半