止まらないインフレ。ニューヨークの物価は?

世界的なインフレが続いており、もちろんニューヨークでもあらゆるものの物価が上昇中。
最近、日本の家族や友人から「日本も物価が上がっているけどニューヨークはもっと高いんでしょ?」とよく聞かれます。
答えはYes。
日々実感する物価上昇にため息がこぼれます。

参考までに、筆者が住むブルックリンの一般的なスーパーの商品の値段は以下のとおり。

たまご(1パック12個)…4.49ドル
牛乳(946ml)…1.89ドル
パン(1斤)…4.19ドル
鶏むね肉(1パウンド)…6.99ドル
ポテトチップス(大・1袋)…4.59ドル
トマト缶(14.5oz)…2.89ドル
キリンビール(330ml×6本)…12.99ドル

日本と比較してもいつも高いと感じる卵…

いずれも、安すぎず高すぎない中間的なブランドの商品ですが、ほとんどの商品がここ数ヶ月で5〜10%程度値上がりしています。

また、テイクアウトのランチも1〜2ドル上がっており、ランチスペシャルのお得感を感じられない今日この頃…。

さらにニューヨークでは家賃が爆上がりしています。
知り合いのニューヨーカーから、契約更新のタイミングで家賃が40%上がったという話を聞きましたが、なかには60%アップという場合もあるようで、この上昇率はもはや非現実的なレベル…どうなっているのか理解に苦しみます。

日々の節約が鍵となるなか、少しでもお得に買い物したい!
そんなときに足を運びたいのが、家計の味方、ディスカウントスーパー。
ニューヨークにもあるんです!「インフレ知らず」のお買い物スポットが!

Costco
日本でもおなじみのコストコはマンハッタンに1店舗、クイーンズに2店舗、ブルックリンに1店舗あり。
年会費(60ドル〜)がかかりますが、すぐに元は取れるはず。
デリバリーサービスもあるので大量買いに最適。

ALDI
ドイツ系の激安スーパーで、ニューヨーク市内に10店舗あり。
野菜や果物は質にばらつきがあるため、早い時間に行くのがおすすめ。
ドイツのブランドらしきお菓子はなかなかの味。

LIDL
ニューヨーク市内だとマンハッタン、クイーンズ、スタテン島に1店舗ずつあり。
食品だけでなく日用品も種類が豊富。
ベーカリーコーナーのパンはどれも1個1ドル以下。

インフレに負けず、賢く買い物してハッピーなニューヨークライフを送りましょう。

【執筆】
編集部・金井
ニューヨーク在住10年

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