編集部が行く!日本語が通じるニューヨークの習い事 ~ヨガ~

みなさん、あけましておめでとうございます。
編集部の佐野です。
2019年もニューヨーク便利帳をどうぞよろしくお願いします。

新年一発目の「編集部が行く!」は、ヨガです。
ニューヨーカーはヨガが大好きでヨガ教室がたくさんあります。
集中してポーズを取り、程よく筋を伸ばして汗をかき、瞑想する、最高のリラックスタイムですね。

ウエストチェスターにあるヨガスタジオ、YOGA LIFE WESTCHESTER
2017年にオープンした新しい教室ですが、
ヨガの本格レッスンを日本語で受けられ、なおかつきめ細かい指導とあって、人気が高まっています。
今回は、このYOGA LIFE WESTCHESTERを主宰する、パテル奈美さんを取材しました。

ニューヨーク便利帳
編集部
佐野 絵梨
ニューヨーク在住歴:7年

YOGA LIFE WESTCHESTER主宰 パテル奈美さん

スカースデールやホワイトプレーンズを拠点に、このヨガ教室を主宰するのは、パテル杉浦奈美さん。

パテルさんがヨガを始めたのは2009年のこと。
お子さんを妊娠され、日本で妊娠ヨガを始めたのがきっかけでした。
翌年ロンドンに引っ越してからも自宅の近所にあったヨガ教室に通いながら、
妊婦ヨガ、産後ヨガ、そして普通のヨガとのめり込んでいったそうです。

パテルさんがロンドンで出会ったのは、アシュタンガという種類のヨガでした。
アシュタンガヨガは、太陽礼拝から立位、座位、逆転、フィニッシングまで、アサナの順番が決まったヨガです。
呼吸と動きを連動させるダイナミックでエネルギッシュなのが特徴です。
パテルさんはもともと体を動かすことが好きだったため、
アシュタンガヨガのポーズをどんどん身に付けて楽しみましたが、
その時はまだ「ヨガの真髄」が分かっていなかったと言います。

2014年、ニューヨークに移住。
しかしその頃体調を崩してしまい、アシュタンガのようなパワー系のヨガができなくなってしまいました。好きなヨガを続けられない悔しさを味わいましたが、今度は発想を変え、体調の改善のためにヨガを再スタート。辛かった時期に再開をしたことで、ヨガが精神面に与える影響を実感し始めました。

ヨガ講師の資格の取得へ

ヨガは内面からも体を改善する。
そのことを体感してから、パテルさんはヨガ講師の資格を取得すべく動き出しました。

まず目指したのは「全米ヨガアライアンス200時間」という全米アライアンス認定のインストラクター資格です。その名の通り200時間のレッスンや座学を受け、ヨガの基礎知識から、基本ポーズ、ヨガに関連する解剖学、指導法まで体系的に学びます。
この資格では、組み合わせたいくつかのポーズを連続的に行い、呼吸と動きを連動させたビンヤサヨガを中心に学んだのだそうです。
ニューヨークでヨガを教える上でこの資格は必須ではありませんが、多くの人がヨガをより理解するために取得しています。200時間のコースを修了するまでにかかる期間は人それぞれですが、平均1年間程度。
しかしパテルさんは、約半年で集中的に資格を取得。
2017年のことでした。

さらに、パテルさんは「NASMパーソナルトレーナー」、レイキのレベル1の資格も取得しました。
NASMとは、全米スポーツ医学協会(National Academy of Sports Medicine)が認定する資格で、
スポーツクラブやジムで働くフィットネストレーナーなどが有しているもの。
医学的根拠に基づいて身体の仕組みや筋肉について学び、怪我のリスクを減らすためのトレーニングを行えるようになります。
ヨガも安全に行うには筋肉が必要。そこでこの資格があれば、インナーマッスルを鍛え体のコアを強化するためのアドバイスを行うなど、ヨガの指導に関してもより多面的なアプローチが可能になります。
体の仕組みを理解した上で生徒さん一人一人に的確なアドバイスを行い、誰でも安心して参加できるヨガ教室を目指しています。

そしてスタジオを開設。英語も学べるヨガクラスも新たにスタート

パテルさんは2017年春、全米ヨガアライアンス200時間の資格取得と同時にスタジオを開設しました。
ウエストチェスターの自宅や貸しスタジオでレッスンを行っています。

基本的にクラスは少人数で行うため、予約制。
曜日によって少しプログラムが異なります。

月 9:30~10:30(自宅)
火 お休み
水 11:00~12:00(ホワイトプレーンズの貸しスタジオ)
木 9:30~10:30(自宅)
金 9:30~10:30(自宅)

月曜はカロリーの消費を主とする、中・上級者向けのパワーヨガ。
ペースも速めで心拍数をある程度上げていくものです。
ポーズを取る時間も長く、筋肉に負荷をかけていく運動系のヨガです。

水曜と金曜はオールレベルに対応したクラス。
生徒さんの体調など様子を見ながら進めていきます。
水曜に利用しているホワイトプレーンズの貸しスタジオは、落ち着ける雰囲気の畳の部屋。太陽の光が差し込み、非常に良い環境です。

そして2018年の後半から、新しい試みとして木曜朝に英語でのヨガクラスを始めたそうです。
「アメリカに来てヨガクラスに参加してみたものの、英語がわからないために先生のインストラクションやポーズの仕方が分からず、純粋にヨガを楽しめない」という生徒さんからの声を聞き、
せっかくアメリカにいるのだから英語でのインストラクションに慣れてもらい、英語でヨガを楽しんでもらえるようにとの思いで、このクラスの開設に至ったのだとか。
ヨガは好きなのに言葉が障壁となりヨガを楽しめずにいる人に、ぜひ知って頂きたいクラスです。
まだ始まったばかりのこのクラスですが、どのように発展していくかが楽しみです。

生徒さんの声

パテルさんのレッスンを受けに来られる生徒さんは、30~40代の方が多いそう。
また、お仕事を引退されて体力を維持していきたい方や、
激しい運動よりもリラックスの要素がある運動をしたい方など、
さまざまな方がパテルさんのクラスを受講されます。
そんな生徒さんの中から2名の方にお話を伺いました。

松本さん

ヨガは初心者だったため、日本語でしっかり基礎を理解したいと思いパテルさんのクラスに通い始めました。ひとつひとつのポーズの意味、力を入れるべき部位、ケガをしないための注意点などを丁寧に教えてくださるので、初心者の私でも気後れすることなく通い続けられます。ヨガを始めてから血流が良くなったのか、体が軽くなりました。体重は半年前と変わっていないのですが、体調が良いのが嬉しいです。

パテルさんは一見クールですが、ほんわかした優しさで接してくださるので、毎週のヨガクラスは、日常のもやもやや子育てから解放される貴重な癒しの時間です。パテルさんは今もストイックに色々なことを勉強されていますが、そんなところも尊敬しています。レッスンでは習得レベルに応じて臨機応変に、きめ細やかにプログラムを変えて下さるので、ニューヨーク駐在中は通い続けたいと考えています。

藤田さん

ニューヨークに転居してから車移動の生活が続き、運動不足のせいか肩こりなど体の不調が続きました。そんな時ヨガを教えて下さる日本人の先生がいらっしゃると知り、パテルさんのレッスンを申し込みました。日本語なので安心して受けられ、少人数制なのでレベルや体調に合わせて丁寧なレッスンをして下さいました。レッスンは毎回私たちの様子を見ながら組んでくれるバラエティーに富んだ内容で、毎回楽しくレッスンを受けています。一度でもヨガの効果を実感しましたが、続けることでさらに体の不調もなくなり、今ではストレスフリーの毎日を送れています。

パテルさんから皆さんへ

ヨガは精神面からも体を支えてくれるもの。
「動きながら瞑想する」イメージで、体の中にうまく気が通るようにしていきます。
完璧なポーズをとることがゴールではありません。

ヨガは一度きりでは効果は得られないので、続けてみることが大事です。
続けることで筋力もアップし、普段も美しい状態でいられるようになります。
日常生活の中ではつい胸を閉じがちになりますが、
常に左右の肩甲骨を近づけるように意識して胸を開きましょう。

どんなレベルの方にもご自身に最適なヨガを見つけてもらうことを目指しています。
そのためには、お一人お一人が何を求めているかお話を聞き、
それぞれのニーズに合わせてプログラムを考え、指導をしていきたいと思います。
どなたでも始められます。
身体にも精神にも良い影響を与えるヨガの魅力をぜひ知ってください。

予約・問い合わせは

パテルさんのヨガ教室に興味のある方は、Eメールでお問い合わせを。
YOGA LIFE WESTCHESTER
info@yogalifewestchester.com
教室の場所などは、予約された方にお知らせがいきます。

料金は、1回22ドル~25ドル。お得な10回チケットは200ドル。
初回は体験レッスンとして10ドルで受講が可能です。
ご友人数名を集めてのプライベートやセミプライベートレッスン、車で5マイル程度以内への出張レッスンなども行っています。クラスのアレンジについては、お気軽にご相談を。

2019年はヨガで心も体も健康に!