200分待ちも当たり前!? 大人気のくら寿司で回転寿司を食べよう

日本の回転寿司チェーン大手くら寿司の東海岸第1号店が9月、ニュージャージー州フォートリーに登場し連日にぎわいを見せています。

ニュージャージー州以外ではカリフォルニア州、テキサス州、ジョージア州、イリノイ州、ネバダ州、ワシントン州、フロリダ州、ミシガン州、ワシントンDCで展開し、店舗数は30以上!
ニューヨークに住んでいると実感がありませんが、知らぬ間に回転寿司がアメリカ国内屈指の日系レストランに成長していたのですね。

さて、フォートリー店に関しては、コロナ禍での新規店舗オープンは大丈夫なのか?と心配の声が上がっていましたが、そんな心配はどこ吹く風。
連日長時間のウェイティングが当たり前で、週末のディナータイムは200分待ちということも珍しくありません。

ただ、従来のように店頭で名前を記入し、呼ばれるまでずっと待たなければならないというシステムではなく、専用のアプリからウェイティングリストに登録できます。
店に足を運ぶ前に名前を残せて、アプリから待ち時間を随時確認できるのでその点は大変便利。

抗菌カバーでお寿司をガード。お皿を手前に引き、やさしく衝撃を与えることでカバーが開きます

私は10月中旬の土曜日、混雑するランチタイムとディナータイムを避けて午後3時か4時ごろに入店できるよう逆算してウェイティングリストに登録しましたが、この時間を狙ってもやはり待ち時間は200分以上…。
現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でニュージャージー州ではレストラン店内飲食の収容人数を全体の25%以下とすることが義務付けられているため、それも影響しているようです。

もし名前を呼ばれた時点で店にいなかったとしても15分は待ってくれるそうですが、それを過ぎるといちからウェイティングリストに登録し直さなければならないため、少し時間に余裕を持って行くことをおすすめします。

定番のマグロの赤身。お皿を重ねていくのも回転寿司の醍醐味!

値段は1皿2.95ドル(※メニューによってはそれ以外の値段もあり)。
日本の1皿100円と比べたら約3倍ですが、この値段はアメリカでは安いほうです。
日本から仕入れたネタもあり、味はなかなか。私の評価は100点満点中、80点でした。

最近の回転寿司ではおなじみのモニター。注文はタッチパネルで簡単!

日本でくら寿司に行ったことがある人は知っていると思いますが、15皿以上食べたらおもちゃがもらえるのでお子さん連れの食事にもぴったり。
注文したお寿司が2階建てのベルトコンベアから高速で流れてくるのも、楽しい体験でした。

Kura Sushi Fort Lee
Tel (973) 939-6756
2151 Lemoine Ave, Fort Lee, NJ 07024
kurasushi.com
※テイクアウト可。GRUBHUBやSeamlessを通してデリバリーも可

【取材/執筆】

ニューヨーク便利帳
編集部
金井 美帆
ニューヨーク在住歴:8年