【ニューヨークの治安】ニューヨークの生活に慣れてきた時こそ初心を思い出す

今では考えられないですが私が初めてニューヨークにきた時の最初の印象は、自分が想像していたよりなんて安全な街なんだろうというのが正直な印象でした。

しかしCOVID-19の影響が大きくなるにつれて多くの人が仕事を失ったり、家賃の支払いが難しくなったりと、突然降りかかった問題に対処ができず自分の生活や他人に対して余裕がもてない事で様々な歪みが生じ、犯罪が増え、治安の悪化となって表面化してきたのではないかと個人的に思います。

最近ではCOVID-19の規制緩和が進み、旅行者も増え、以前の活気も取り戻しつつありますがまだまだ治安の改善が思うように進んでいないようにも感じます。

そんな中、筆者もニューヨークの生活が3年を過ぎ、ニューヨーク生活にも慣れてきた事で(大部分が自粛期間でもありましたが。。泣)色々と外出する事も増えてきた時こそ今一度、初心を思い出し日頃気をつけている事をシェアしたいと思います。

歩道でむやみに立ち止まらない。立ち止まって携帯を出さない。
身に危険を感じたら見慣れた安全なお店に逃げ込む。
安全と思っているエリアでも初めていった場所では帰り時、暗くなったらタクシーやウーバーを使う。
見知らぬ人に声を掛けられた時、相手がどのような意図で話かけているか気をつける。過度に信用しない。
安全と思っているエリアでも、ストリートが変わるとガラッと雰囲気が変わる場所があるので人通りが少ないなど自分で違和感を感じたら引き返したり。必要だったらタクシーやウーバーを使う。

しかしいくら気をつけていても、避けられない突発的な事件や問題に巻き込まれる事もあります。

実際、私も歩道を歩いていて前から来た人に食べ物をぶつけられそうになったり横断歩道を歩いていてすれ違いざまにワザと体をぶつけられた事もあります。私を故意に狙ったか定かではないですが本当に突然、前触れもなくおこります。

そんな時は必要であれば911に連絡したり、すぐに連絡できない状態であればその後に迷惑行為として311に報告したりする事が良いと思います。

日本ではゴールデンウィーク中、旅行で日本からニューヨークに来ている人も居るかと思います。防犯ブザーを持ち歩いたりして常に気をつけるよう意識して防犯に努めましょう。安全だったニューヨークでここまで犯罪率が増えてしまいとても残念です。

ですがニューヨークは刺激がありパワフルで色々な文化の混じり合うエキサイティングな大都市です。以前の活気が戻りつつある事も事実です。旅行で来てる人、これから来る人にはそんなニューヨークを感じてほしいと思います。

【取材/執筆】
ニューヨーク便利帳
編集部Nobu