ニューヨーク便利帳の編集部が総力取材!2018年4月に訪れた本当においしいレストラン

世界中のグルメが集まるニューヨークには、おいしいレストラン、カフェ、バーがいっぱい。
ニューヨークの最新レストラン事情を知り尽くしたニューヨーク便利帳の編集部から、2018年4月のおすすめのレストランをご紹介します!

Caracas Arepa Bar ー Editor 上田

Playa Deluxe

ベネズエラ料理のアレパは、挽いたコーンで作った厚みのあるトルティーヤに肉、魚介、野菜などを挟んだサンドイッチ。ソフトタコスもいいですが、私は小麦粉で作ったトルティーヤよりもコーンを使ったアレパの方が断然好きです。外はカリっとしていて具だくさんでもホールド感があって食べやすい。ぎゅうぎゅうのアレパは豪快にかぶりついて食べましょう。この日は白身魚テラピアの入ったPlaya Deluxe(10.5ドル)をオーダー。酢漬けの野菜、アボガド、ハーブマヨが入って、食欲をそそります。これに好みで特製スパイシーソースをかけ、ビールで流し込みます。お腹もいっぱいで手軽感も◎。ウィリアムズバーグにあるブルックリン店は気軽に入れて、夏にはバックヤードもいい感じですよ。

Caracas Arepa Bar ー 291 Grand St, Brooklyn

 

Saxon + Parole ー Editor 小林

Grilled Berkshire pork chop

日本から遊びに来た友人の「ニューヨークっぽいって感じのレストランバーに行きたい」という私が最も苦手とするリクエストにお答えして、ひねり出したのがイースト・ビレッジにあるこのレストラン。季節ごとに変わる華やかなカクテルと、おいしいお肉がスペシャリティ。オーダーしたのはGrilled Berkshire pork chop(36ドル)、赤ワインに漬け込んだ梨と、ゴートチーズのポレンタを添えたポークチョップです。シェアする予定でしたが、気の利くウェイターが別のお皿に盛ってサーブしてくれました。大勢でワイワイというよりは、デートや気のおけない友人と会話を楽しむにぴったりの素敵なレストランです。おそらくニューヨークっぽい、というリクエストにもお答えできたはず。ちなみにこのレストランのThe Impossible Burger(22ドル)は、ヴィーガン向けのハンバーガーで、お肉の味が感じられるパテが評判。がっつり肉食の私はオーダーしてませんが、ヴィーガンの方はぜひお試しを。

Saxon + Parole ー 316 Bowery (at Bleecker)

 

Likkle More Jerk at the Dekalb Market Hall ー Editor 上田

Curry Goat

昨年のオープン当時には大きな話題を巻き起こしたフードホール、デカルブ・マーケットへ、いざ。混んでるかな?、とドキドキしながら、デカルブ・アベニュー駅の真隣というアクセスの良さ、約40ものベンダーのチョイスに惹かれて足を運んだところ、人気がちょうど落ち着いた頃で、席とりも難なくできました。タイミングを逃し行きそびれていた皆さん、今こそ狙い目です。このホールの看板店はKatz Deliですが、いわゆる有名店は少なめで、ニューカマーが多い印象。私はここでしか食べれないものを、とジャマイカ料理をトライしてみました。ジャマイカの羊肉のカレー、Curry Goat(11.99ドル)をオーダー。一般的に馴染みの薄い羊肉ですが、柔らかく煮込んであって臭みもなく、スパイスとの相性良し。ブツ斬り肉がゴロゴロ入って、豆の入ったライス&ピーズと千切りキャベツが添えられ、ボリューム、バランスともに良し。欲を言うなら、骨つき肉の骨が邪魔するところ。食後には隣のトレーダー・ジョーズでグロッサリーのお買いものして帰れるところは、エクストラ・プラスポイントです。

Likkle More Jerk at the Dekalb Market Hall ー 445 Albee Sq W, Brooklyn

 

Other Half Brewing Co.  ー Layout Editor 伴野

ALL IN

IPAが好きならここ、ブルックリンのレッドフックにあるOther Half Brewing。閑散とした倉庫街でありながら、アーティストがスタジオ多くあるレッドフックでは、話題のお店が潜んでいます。その中の倉庫の一つがOther Half Brewing。2年前に訪れた時は、倉庫の一部に併設したTap roomはすし詰め状態でビールオタクたちが集っていたのですが、同じ場所に、増設して広く綺麗なったTap roomは、素敵なバーになって大賑わいしていました。私が頼んだのは、ALL IN(IPA / 7ドル)。IPAを売りにしているだけある、間違いない味。苦味を抑え、すっきりとした飲み口とフルーティーな味わいは流石です。ビール通なら是非ここは押さえておきたい1軒です。

Other Half Brewing Co. ー 195 Centre St, Brooklyn

 

Orwasher’s ー Editor 上田

Everything Bagel

アッパーイーストサイドのハンガリー系ベーカリー。1916年から続く老舗で、店の裏で焼きあげたパンを小じんまりとした店頭で売ってる、アットホームな店構えは当時から変わらないそうです。週末ともなれば、多くの人が焼きたてを求め、店の外まで行列ができることも。アルチザンなバゲットも好きですが、絶対買ってしまうのがEverything Bagel(1.49ドル)。ベーグル好きを自ら豪語する私のナンバー1です。小さめですが、ほど良いサイズ。たっぷりの胡麻、ポピーシード、塩、ガーリックが全面に隙間なくまぶしてあり、飽きずにペロリといけるはず。トーストしなくてもそのままでも、バターやオリーブオイルとともに食べても良し。早い時間に行かないと売り切れていることもある人気者です。最近はアッパーウエストサイド、ブルックリンにも進出しどんどん拡大している模様。うれしいような悲しいような複雑な気分です。

Orwasher’s ー 308 E. 78th Street (bet 1st & 2nd Aves)

 

Bunna Cafe ー Editor 小林

Feast for 2

ここはブッシュウィックにあるエチオピア料理レストラン。週末に行くといつも30分以上待つ人気店です。前菜を除くと、基本的にメニューは一つしかありません。注文したのは2人前のFeast for 2(34ドル)。豆や野菜、きのこなどを柔らかくなるまで煮込んだ9種類のソース状のものを、薄いクレープのようなエチオピアの主食インジェラにつけて食します。このインジェラ、酸味が強くて独特の風味がありますが、食べるほどになぜか止まらなくなる中毒性があるのでご注意。ヴィーガン料理なのでヘルシーで、お腹いっぱい食べても罪悪感がないのが嬉しいですね。

Bunna Cafe ー 1084 Flushing Ave, Brooklyn

 

Folksbier Brewing ー Editor 上田

Aif

Folksbierはミシガン州で自家製のホップを栽培し、それをビール造りに生かしています。昨今のクラフトビールブームの最中にもホップ造りまで手懸ける力の注ぎぶりのは珍しいですよね。キャロルガーデンにあるタップルームは去年できたばかりの新星です。飾り気なく広々とした店内は、ピクニックテーブルがいくつか並び、ビール好きが集まりビール談義を繰り広げ、賑やか。カジュアルに一杯やるには最適で、私もこんんな酒場がさらっとあるキャロルガーデンに住みたくなりました。ベルギー系が多く得意と見受けられたので、一杯目にはアルコール度数は5.2%のAif(確か6-7ドル?)を。ヘイジーな濁りを持つゴールデンエールでシトラスの風味がスキっと爽やかで喉越しよく飲みやすい!夏の暑い日にも飲みたくなる、そんな一杯です。

Folksbier Brewing ー 101 Luquer St, Brooklyn

 

折衷よこ田 ー Editor 佐野

贅沢をしてしまいました。清水の舞台から飛び降りるとは、正にこのこと。イーストビレッジにある本格天ぷらの店、折衷よこ田。メニューはおまかせで、75ドルか100ドルのコースが選べます。席はカウンターの8席のみで、18:00と20:30の1日2回、お食事が始まります。目の前でひとつひとつ丁寧に揚げられる様子を見つめ、気さくにお料理やお酒の説明をしてくださる横田さんの言葉に耳を傾けながら、目の前に出されるひと品ひと品をいつになく大事に味わう時間。ちょっと背筋が伸びる特別感は、普段あんまりこの言葉を好んで使いませんがこれぞ「自分へのご褒美」です。天ぷらは、わさび塩、竹炭塩、天つゆ、粗い大根おろしの酢漬け(これがまた美味で、パクパク食べていたらおかわりを下さいました笑)で頂きます。私のお気に入りは、海老や帆立の甘みをグンと引き立てるわさび塩でした。腹八分目は美味しいものを食べる時の鉄則ながら、コースが終わったところでアラカルトメニューに「メヒカリ」を見つけてしまいざわつく私達。一期一会な気がして、はい、追加で揚げて頂きました(写真右真ん中)!本当に、贅沢をしてしまいました。

折衷よこ田 ー 199 E. 3rd St (bet Ave A&B)

 

Ramen Lab ー Editor 上田

札幌味噌

4月とは言えどまだまだ肌寒いニューヨーク。春は一体来るのだろうか?と思いつつ、タンスの奥にしまいたけどしまえない厚手のコートを着込んでソーホーで飲んでいたある夜のこと。帰り際にあったかい汁物、ラーメンを一杯さくっと食べたいねと、ふと見つけたラーメン店に入りました。私は実際、ラーメン党ではないのですが、こんな美っ味いラーメンがニューヨークにあるんだ!と感激。興奮冷めやらぬ翌朝、ここにその感動をしたためざるを得ませんでした。同店はラーメンのポップアップで毎月シェフとテーマが変わるという面白いコンセプト。「ラボ」と名につく通りラーメン職人の手仕事が見えるカウンターキッチンの、下町風の小さな立ち食いラーメン屋です。この日は北海道ラーメンがテーマということで、函館塩(15ドル)・旭川しょうゆ(15ドル)・札幌味噌(16ドル)の3種からチョイス。勧められるがままに味噌を選んだ私ですが、バターとコーンの入った一杯が登場。ラーメンブームのなかでも、バタコーン味噌があるのは珍しく、私自身では初めてだった分、悦びひとしお。もやしの火の通り加減、ネギやワカメの量、チャーシュー、味卵(2ドル)の半熟加減、スープの塩味やコクなど、とにかく味のバランスがお見事!他の味を試しにまた食べに行きたいくらいの感激。北海道フェアは来る5月12日までなので、皆さんも是非行ってみてください。本当においしいから!

Ramen Lab ー 70 Kenmare St (bet Mott & Mulberry Sts)

 

Hearth ー Editor 小林

もう本当に、何を食べても絶品でどの一品を紹介しようか迷うのですが、僅差で私的1位がこちら、Whole Grain Maccheroni(25ドル)。ポークラグーとリコッタチーズがたっぷりと乗ったマカロニのパスタです。マカロニといえど侮るなかれ、ボリューム満点で十分メインとして活躍する量です。また特筆すべきは、各テーブルに置いてある「Open me!」と書かれたボックス。開けてみると中には “We’d like to invite you to ‘unplug’ during your meal.”というメモが。携帯電話をボックスに入れて、デジタルフリーの時間を過ごしてほしいという、レストランからの配慮です。1日のうちデジタル機器を必要としない時間がいつかって、そりゃもちろん大切な人と美味しい料理を食べているときですよね。携帯電話の存在は忘れて、今この瞬間を楽しむ大切さに、改めて気付かされました。

Hearth ー 403 E. 12th St (at 1st Ave)

 

Francesca’s Bakery ー Editor 上田

Roasted Almond Cranberry Biscotti & Coconut Macaroons

グリーンマーケットに出店しているベーカリーベンダーの手作り感溢れるパンが大好きです。ミッドタウン・イーストにある国連前の47th St沿いで水曜に開かれるマーケットは穴場です。周辺にはリーズナブルな店がなかなかないため、やっぱり新鮮かつお安いものに手が伸びますよね。ニューヨーク市内のグリーンマーケットを中心に出店するFrancesca’s Bakeryは同州アップステート、ウォータータウンで採られた小麦を使った手作りパンが並びます。甘さ控えめペストリーもやさしい味が魅力。小麦の旨味を噛みしめて召し上がれ。写真はコーヒーに浸さずともサクッと食べられる柔らかめのビスコッティ、Roasted Almond Cranberry Biscotti(2.5ドル)とココナツたっぷりのCoconut Macaroons(2.5ドル)。3つ使えば6ドルとお買い得!

Francesca’s Bakery ー 47th St (at 2nd Ave)

 

La Pizza & La Pasta ー 阿部

Grande Piatto Misto Di Salumi & Formaggi

最高気温が25℃もあった暖かい日曜日、向かったのはファイナンシャル・ディストリクトにあるイタリアン・フードコートEataly、カジュアルに取り分けができるLa Pizza & La Pastaへ。3人でシェアしやすいのは、とGrande Piatto Misto Di Salumi & Formaggiを注文、これが大正解。サラミ6種にチーズ5種、自家製のジャムにハチミツ、ブレッドがついて、大満足の24ドルです。モッツァラレラチーズベースのピザ、Ventura(20ドル)はアルグラ(ルッコラ)の上にたっぷりと敷かれたグラナ・パダーノチーズとプロシュートが、何枚でもいけちゃうおいしさ。イタリアビールPeroni(6ドル)とともに乾杯!

La Pizza & La Pasta ー 4 World Trade Center, 101 Liberty St, 3rd Fl

 

Crave Fishbar ー Editor 上田

East Coast / West Coast Oyster & Little Nec Clam & Cherry Stone Clam & Crab Claws

「サステイナブル・シーフード」として、海洋環境に配慮して捕獲された魚介のみを使ったシーフードレストラン、Crave Fishbar。実はついこの間も同店へ行った記事を書いたところですが、また書きます!なぜって、アッパーウエストサイド店では、ハッピーアワーメニューを頼めるチャンスが多いという朗報を知ったから。ミッドタウン・イースト店では5〜7時の限られた時間にハッピーアワーメニューからオーダーができるのは、限られたカウンター席のみ(涙)。そのため、アフター5ともなれば水面下で席とり争いが勃発します。ところが、アッパーウエスト店では広々とした店内のどこでもOK。この日は、ロウバーからEast Coast / West Coast Oyster(各1ドル)、Little Nec Clam(11ドル/6個)、Cherry Stone Clam(各2.5ドル)、Crab Claws(18ドル)を好きなだけ頼んで豪勢にタワーでいただきます。さらに同店だけ土日にもハッピアワー(4〜6時)があると知ってダブルで感激!

Crave Fishbar ー 428 Amsterdam Ave (bet 80th & 81st Sts)