セントラルパークでバードウォッチングを楽しむ

都会のオアシス、セントラルパーク。人工的に作られた公園ですが、年間210種類以上の野鳥が訪れ、絶好のバードウォッチングのスポットがあることをご存知でしたでしょうか。

コロナ禍で生活がいっぺんして以降、セントラルパークでのバードウォッチングが趣味になりつつある私。先日も、青空があまりにも綺麗だったので、双眼鏡を片手にバードウオッチングに出かけました。

お気に入りの場所は、73rdから79th St辺りに位置するThe Rambleという、米国内でもトップクラスのバードウオッチングスポットです。

まず出会えたのが、アメリカフクロウ。

アメリカフクロウ

木の高いところにいて、なかなか見えなかったのですが、隣にいたバーダー(野鳥観察家)さんが教えてくれて、首が痛くなりながらもやっと探し当てることができました。動物園では見たことあるけれど、初めて見た自然のフクロウに、なんだかワクワク感動でしてしまいました。

フィーダーと言われる餌台が吊るされているエリアには、お目めクルクルで可愛らしい、さまざまな小鳥たちを観察することができます。

餌台

この日は、アメリカンゴールドフィンチ、トサカ頭のエボシガラ、ダウニーウッドペッカー、色鮮やかなノーザンカーディナルやブルージェイにも出会えました。鳥の種類によって鳴声が違うのも面白く、バードウオッチングの奥深さを感じます。

アメリカンゴールドフィンチ

エボシガラ

小鳥たちに紛れて、餌を頬張るスクワローや、獲物を探すかのように上空を舞い踊っているタカの姿もありました。まさに大自然。都会にいることを忘れさせてくれます。

リモートワークによる運動不足解消にもなるし、コストゼロでマイナスイオンと鳥の鳴き声に癒される。マンハッタンを訪れる際には、みなさんもぜひ、セントラルパークでバードウオッチングを楽しんでみてください。

セントラルパーク公式バードウッチングガイド

https://www.centralparknyc.org/activities/guides/birding

【執筆】編集部 白鳥麗花