アメリカの銀行(バンク)

銀行の口座を開く際は、FDIC(Federal Deposit Insurance Corporation)と呼ばれる連邦預金保険公社に加入している銀行を選ぶこと。
通常、銀行の入口にFDICメンバーのステッカーが貼ってある。この保険の目的は預金者を保護することにあり、預金している銀行が倒産した場合でも、各種預金残高の一定額が補償される。

アメリカの主な銀行

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銀行口座の開き方

銀行口座の開設には、ソーシャル・セキュリティー・ナンバーと、身分証明書(運転免許証やパスポート)、住所が証明できるもの(公共料金の請求書など)が必要となる。
開設の際に使用した関係書類などは大切に保管すること。
とくにデビットカードの暗証番号(一般的にはPersonal Identification Number=PINと呼ばれる)は口外しないこと。銀行員がこの番号を尋ねることは絶対にない。

銀行口座の種類と特徴

  • 普通預金口座 Saving Account
  • 日本の普通預金口座と同様、出し入れ自由の口座。毎月若干の利息が付くが、小切手の振り出しはできない。

  • 当座預金口座 Checking Account
  • 小切手やATMを利用するために必要となる口座。当座預金口座には、利子の付くものは少ない。

  • 定期預金口座 Certificate of Deposit (CD)
  • 日本の定期預金口座と同様、一定の期間お金を預けておく口座。普通預金口座よりも金利はよいが、口座からの引き出し回数に制限がある場合が多い。

  • オンライン・バンキング/PCバンキング Online Banking / PC Banking
  • パソコンや携帯電話を使い、オンラインで銀行のサービスが利用できるシステム。預金残高照会、口座管理、口座間の資金移動などが24時間いつでも可能。

ATM(現金自動預け払い機)

日本と同様、ATMを使えば24時間いつでもお金の出し入れができる。
自分が口座を持っている銀行のATMであれば手数料は無料。ただし、口座を持っていない銀行の場合、手数料がかかる。
銀行内のATMを閉店後に利用する場合は、出入り口に設置されたカード読み取り機にカードを差し込み、ロックを解除して入る。

デビットカード

銀行などが発行する、代金決済機能の付いたカード。クレジットカードと違い、利用後ただちに口座から代金が引き落とされる。
カードに表示されている“VISA”や“MasterCard”のマークがあるお店やATMであれば、世界中どこでも利用可能。利用の際は暗証番号の入力が求められる。
日本のデビットカードとは利用条件などが異なるため、直接金融機関へ問い合わせを。