【大型フェス再開！感染症対策は？】ニューヨークの最新イベント事情

大型フェスにファッションウィーク…アメリカ各地のアーティストやセレブたちが集結した9月のニューヨークはイベント盛りだくさん！
夏の終わりを惜しむ間もなく”文化の秋”突入です。

感染症対策はどのように？参加条件は？
気になる最新イベント事情をレポートします。

『MTV Video Music Award 2021』

ニューヨークに本社を置く番組「MTV」が毎年開催しているアワードショー。
開催前日からブロードウェイも盛り上がっていました。
昨年は無観客で行われましたが、今年は有観客で豪華ラインナップがライブパフォーマンス！

会場はブルックリンのBarclays Center。NBAバスケチームBrooklyn Netsのホームです。
授賞式ということもあってドレスアップした人がたくさん！
招待制のこのイベントへの参加応募には「Vaccination Record Card（ワクチン接種証明書）」をアップロードすることが条件で、参加者はマスクの着用が必須でした。

毎年参加しているという熱狂的なファンもいるほどアメリカで愛されているMTVは今年で開局40周年を迎えました。
ちなみにこの日の出演者の多くが、翌日にメトロポリタン美術館で行われたファッションの祭典『Met Gala 2021』に参加しています。

『Governors Ball』

ニューヨークの野外フェスと言えば、ガバナーズ・ボール！2年振りの開催です。
今年はMLB野球チームMetsのホーム、Citi Field。（厳密には球場の隣の駐車場）
マンハッタンの中心地から電車で1時間弱さらに駅直結とアクセスが良いのも都市型フェスの特徴ですね。会場から見える電車も都会を感じさせます。

入場前に「ワクチン接種証明書」または「PCR検査の陰性結果」とIDを提示して専用のリストバンドを受け取ります。

場内にはハンドサニタイザーが至る所に設置されていました。
マスク着用は要されているものの、場内でマスクをしている人はあまり見かけませんでした。

印象的だったのはオープニングアクト「mazie」。
“Harajuku Kawaii”カルチャーに通ずるカラフルなファッションやリズミカルなメロディーが病みつき！
ちなみに最近、NYのイベントで漢字やカタカナが書かれたTシャツや和服を着ている人たちをよく見かけるようになりました。

『Global Citizen Live』

国際支援団体「Global Citizen」主催のチャリティイベントがセントラルパークで行われました。
今年8月にニューヨーク州知事に就任したキャシー・ホークルやヘンリー王子夫妻など、アーティスト以外にも著名人が集結。
この春にも同団体主催で『VAX Live』と称したワクチンの普及を呼び掛けるイベントがニューヨークで開催され、ジョー・バイデン大統領のメッセージ映像が流れたり医療従事者をライブに招待したりと話題になりました。