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アメリカで風邪をひいたとき、お腹が痛くなったとき、お世話になるPharmacy(ファーマシー)。
ところがドラッグストアへ行っても、種類が多かったり、英語がわからなかったりで、何を選べば良いのかわからずに困惑した経験がある人も多いはず。
ここでは、薬局やドラッグストアで手に入る、アメリカでおすすめの市販薬についてご紹介します。
※医師の処方を必要とせずドラッグストアなど店頭で購入できる一般医薬品のことを、OTC医薬品(Over the Counterの略)と言う。ここで紹介するものはすべてOTC医薬品で、市販されている。ただし、大人用、子ども用、錠剤、カプセル、液体、眠気を催すものなど、さまざまな種類があるので、購入の際は注意を。 ※価格は参考
【監修】
桃山 容子
Yoko Momoyama MD
DuPage Medical Group (Lombard, IL) Internal Medicine
風邪薬
胃腸薬
タムズ
7.69ドル
(160錠)・ 胃酸過多の予防および緩和
・ ルシウムを手軽に補えるサプリメントとしても服用可
・ 日本の「キャベジンコーワ」「新センロック錠」「ザッツ21」と同成分アマゾンUSA で購入
解熱剤・鎮痛剤
アドビル
6.79ドル
(50錠)
※イブプロフェン系・解熱、風邪、頭痛、歯痛、筋肉痛、生理痛の緩和
・アスピリンにアレルギーのある人の服用は避ける
・日本の「イブクイック頭痛薬」「エコルネ」「フェリア」「リングルアイビー」と同成分アマゾンUSA で購入
タイレノール
10.49ドル
(100錠)
※非アスピリン系・頭痛、筋肉痛、神経痛、リウマチ、生理痛などの緩和
・風邪や流感の際の微熱の解熱
・肝臓疾患のある人の服用、飲酒時の服用は避ける
・日本の「バファリン・ルナJ」「タイレノール」と同成分アマゾンUSA で購入
抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬
ザーテックD
15.99ドル
(24錠)・花粉症などのアレルギーの諸症状を緩和
・高血圧の人は使用注意
ザジトール・アンチヒスタミン・アイ・ドロップス
15.49ドル
(0.17 fl. oz.)・アレルギーによる目のかゆみを緩和する点眼薬アマゾンUSA で購入
目薬
リフレッシュ・オプティブ・ルブリカント・アイ・ドロップス
15.49ドル
(15ml)・ドライアイに効果的
・レーシック手術後の目にも使用可能アマゾンUSA で購入
便秘薬
フィリップス・ミルク・オブ・マグネシア
6.99ドル
(12 fl. oz.)・便秘の緩和(非刺激性)
・日本の「ミルマグ液」と同成分アマゾンUSA で購入
痔の薬
かゆみ止め
コルチゾン 10
6.49ドル
(1 oz)・アレルギー性皮膚炎のほか、毒性植物による皮膚炎に有効
・日本の「セロナQTローション」と同成分、濃度は異なるアマゾンUSA で購入
切り傷・やけど・化膿
あせもの薬
乾皮症
筋肉痛
ベンゲイ
6.29ドル
(2 oz.)・筋肉痛、筋ちがい、背痛、軽度のリウマチによる痛みの緩和
・塗布剤
・日本の「サロメチール」「トクホンVダッシュ」「メンソレータムのラブ」と同成分アマゾンUSA で購入
歯痛
ヘルペス
アブレバ・コールド・ソア
24.49ドル
(0.07 oz.)・口唇ヘルペス、かゆみ、痛み、やけどの症状を緩和する
・日本の「ヒフールAC」と同成分アマゾンUSA で購入
にきび
クレアラシル
5.39ドル
(1 oz.)・にきび予防と治療に
・塗布剤
・日本の「クレアラシル」と同成分
入眠障害・不眠症
眠気覚まし
乗り物酔い
生理痛
妊娠検査薬
腟カンジダ
禁煙補助薬
ウオノメトリ
ドクターショール・クリア・アウェイ プランター・ワート・リムーバー
11.99ドル
(14枚)・ウオノメやタコを取り除くシールアマゾンUSA で購入
頭皮のかゆみ・ふけ防止
ヘッド&ショルダーズ
6.59ドル
(13.5 fl. oz.)・頭皮ケアも兼ねたシャンプー
・頭皮のかゆみ用や敏感用など種類あり
・日本の「メリット」と同成分アマゾンUSA で購入
消毒薬
ハイドロジェン・ペロキサイド
2.39ドル
(16 fl. oz.)・切り傷、かすり傷、やけどなどの応急消毒用
・日本の「オキシドール」と同成分アマゾンUSA で購入
ピュレル・ハンド・サニタイザー
4.29ドル
(8 oz.)・ジェルタイプ
・手にすりこむだけで99.99%消毒
・日本の「パブロン・ハンドジェル365」と同成分アマゾンUSA で購入
代表的なドラッグストア
- シー・ブイ・エス
CVS - デュアン・リード
Duane Reade - ライトエイド
Rite Aid - ウォルグリーンズ
Walgreens
編集部イチ押しアプリ
お薬ノート
複数人の常備薬の管理ができるので、家族全員分のデータを入れられる。
画像登録できるのでうっかり間違いがない。
服用チェック、カレンダー機能もある。
無料。
ドラッグストアの対ナショナルブランド戦略
アメリカのドラッグストアは、自社ブランドの製品を豊富に取り揃えている。その販売戦略は、ナショナルブランドの製品とパッケージのよく似た自社製品を隣同士に陳列し、自社製品をやや安価にして販売するというもの。パッケージの成分表示を確認してみると、実際は全く同じであることがわかる。さらにアメリカの保険局はとても厳しく成分表示にも信憑性があるので、安心して服用できるというのが専門家の見解である。
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