13種類のドリンクが廃止に!アメリカのスターバックスが狙うメニュー削減の理由とは?

アメリカのスターバックスは、3月4日に13種類のドリンクメニューを廃止しました。そのうち9つのドリンクはフラペチーノで、定番のフレーバーは12種類に絞られます。対象となったのは「人気がない・作るのが複雑で手間がかかる・他のメニューと類似している」もので以下の通り。

・エスプレッソフラペチーノ
・カフェバニラフラペチーノ
・ジャバチップフラペチーノ
・ホワイトチョコレートモカフラペチーノ
・チャイクリームフラペチーノ
・キャラメルリボンクランチクリームフラペチーノ
・ダブルチョコレートチップクリームフラペチーノ
・チョコレートクッキークランブルクリームフラペチーノ
・ホワイトチョコレートクリームフラペチーノ
・アイス抹茶レモネード
・ホワイトホットチョコレート
・ロイヤルイングリッシュブレックファーストラテ
・ハニーアーモンドミルクフラットホワイト

これは昨年就任したCEOブライアン・ニコル氏による立て直し計画の一環で、メニューの削減により、バリスタの業務効率を高めることが狙いです。以前から課題となっていた待ち時間の短縮やドリンクの品質を一貫して安定させることが目的だとか。

ニコル氏はこれまでにもバリスタがカップにメッセージを書くサービスの強化、ミルクや砂糖などセルフサービスで追加できるコンディメントバーの復活、セラミックマグまたはグラスを選択した場合は滞在期間中お代わり自由(一部の店舗)など、次々に改革を実施。温かく居心地の良い空間を提供する「コーヒーハウス」に原点回帰を図っています。

アイス抹茶レモネードの廃止は個人的に残念ですが….これによりバリスタの負担が軽減され、よりスムーズなオペレーションが実現することで、店舗全体の快適さが向上することを期待したいところです。またマンハッタンにあるスターバックスは、席数が少なく店内でゆっくりとコーヒーを楽しむことが難しいため、その点も改善されたら嬉しいですね。

Text: Benricho Senior editor