日本人の駐在員に大人気!
無料で通えるニューヨーク公共図書館(NYPL)のEnglish Classesに5月〜6月の約2か月間通いましたので、予約方法や授業の雰囲気をお伝えします。
■無料のESL(English Classes)とは?
ESLとはEnglish as a Foreign Language の略で、第二言語としての英語という意味になります。
ニューヨーク公共図書館では、英語が第二言語の大人向けに無料で学べる場を設けています。
春・夏・秋・冬の4タームあり、1タームごと約10週のサイクルで週に2回・1日2時間の授業が行われます。
また、マンハッタン・ブロンクス・スタテンアイランドにある約20以上ものニューヨーク図書館から自分が通いたい場所を選択することができます。
クラスは3つ用意されており、それぞれ初級、中級、上級とレベルが分かれています。
・ESOLクラス:リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングを向上させるためのクラス
・成人基礎教育クラス:すでに英語を話しているが、読み書きを向上させたい学生向けのクラス
・仕事のためのクラス:仕事を探しているまたはすでに雇用されている中級・上級向けのクラス
↑私が通っていたスタフロス・ニアーチョス・ファウンデーション図書館
■参加方法
まず説明会に参加します。
生徒の募集が開始されると、以下のページから説明会の申し込みができます。
■ニューヨーク公共図書館 Free English Classes
https://www.nypl.org/events/classes/english#2
説明会の後に英語のレベルチェックテストがあります。5〜10分程度の簡単なテストになります。
私が申し込みをした時は、新型コロナウイルスの影響で説明会は行われておらずオンラインで1対1のテストを行いました。
当時聞かれたテストの内容を一部紹介します。
・出身はどこか
・仕事はしているか
・ニューヨークにはどのくらい住んでいるのか
・なぜニューヨークに住んでいるのか
・ニューヨークに住んでいて楽しいことは何か
・今後の夢はなにか
・野菜と肉のどちらが好みか、その理由は?
など全部で15問程度、質問をされました。
テストの後に希望する図書館や時間帯などを聞かれ、自分が通うクラスを決めます。
図書館や時間帯は早い者勝ちなので、なるべく早い日にち・時間の説明会に参加することをおすすめします。
↑図書館の掲示板にもチラシが貼られていました
■授業の雰囲気
5〜6人掛けのテーブルが5〜6個あり、1クラス25人程度で授業を進めていきます。
私が通っていたクラスには日本人が5人ほどおり、メキシコ、コロンビア、韓国、中国、日本の生徒が多くいました。
先生によって授業の内容や進め方が全く違います。
私のクラスでは対話を重視されていて、同じテーブルの生徒とコミュニケーションを取る時間が長く設けられていました。
レジュメは先生が印刷してくれたものを使用するので、テキストを購入する必要はありません。
■感想
生徒の数が多く感じましたが一人一人のことを先生が気にかけてくれ、また約2か月間同じメンバーなのでみんなが仲良くなりアットホームなクラスでした。
無料で英語が学べる良い機会ですので、興味がある方は是非お試しください!
■ニューヨーク公共図書館公式HP
https://www.nypl.org/
【執筆】
編集部
Rie.F
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