世界中のグルメが集まるニューヨークには、おいしいレストラン、カフェ、バーがいっぱい。
ニューヨークの最新レストラン事情を知り尽くしたニューヨーク便利帳の編集部から、2018年6月のおすすめのレストランをご紹介します!
※タイトルには「本当においしい」と記載しておりますが、正直な感想をお伝えしております。
Cafe Clover ー Editor 小林
夏の日差しが感じられる快晴の日曜日、並木道がつくる木陰にセットされたテラス席でおいしいブランチが食べたい。そんな願いを叶えてくれるのが、ウエストビレッジのど真ん中にあるCafe Cloverです。ニューヨーカーはすっかり夏の装いで、ホワイトのシャツやサマードレスでちょっとおしゃれした若い男女が集っています。注文したのはLavender Waffle(17ドル)と、にんじん・レモングラス・ターメリック・チアシードをブレンドしたコールドプレス・ジュースのOrange(12ドル)。太陽の光を浴びながら、ヘルシーな休日を満喫できました。
Cafe Clover ー 10 downing St (bet 6th Ave & Bedford St)
AquaGrill ー 吉田
シーフードが食べたくなったらこのお店。日本からの友人、客人、誰をお連れしても満足できるカジュアルシーフードレストランAquaGrill。個人的にはニューヨークで一番美味しいシーフードだと思っています。オイスターは種類も豊富で、臭みが殆ど無い。6月のこの時期にこんなに新鮮なオイスターが食べれるとは。。。!写真はSeafood Plateau RoyaleにAmerican Caviarとムール貝をトッピングしました。キャビアは最高級とは言いませんが、付いてくる温かいブリニ(小さいパンケーキ)の上に贅沢にCaviarをのせてスライスオニオン、Eggをちょっと挟んで食べれば超感動です。このお店は兎に角、客層が良い。ネクタイ族もいるし、素敵な老夫婦もいる。場所柄お洒落なニューヨーカーでいつも賑わっている名店なんです。5点満点中、雰囲気4、値段3、味覚4.5、カジュアルなお店なので気軽に行けますよ!
AquaGrill ー 210 Spring St (at 6th Ave)
Jacob’s Pickles ー Editor 上田
ずっと気になっていた南部料理のお店。ちょうど近くにいたので、今こそトライせねばと入店。看板メニューのピクルスはこの店では前菜のサラダ感覚。9種類の野菜の中から好きなだけ盛り合わせを選べます。我々はキュウリ、ニンジン、ビーツ、グリーントマトの4種類(11ドル)をチョイス。ほどよい浅漬け具合で、野菜の旨味に酸っぱ過ぎないビネガー、奥にあるあっさりした甘みが効いて食べやすい。私のNo.1は初挑戦のグリーントマト。みずみずしくて、新感覚。サワービールとともにのどを潤し、お腹は準備完了。ふとまわりを見回すと、ひと皿のポーションの大きさにただただビックリ。メインディッシュにシグニチャーのビスケットのサンドイッチ2種をふたりでシェアしましたが、やはり完食できず。ピクルスはぜひお持ち帰りして数日間、ゆっくり楽しむのも乙。この酸っぱさがクセになり、自分でもジャーに入れてピクルス作りを始めたくなった今日この頃です。
Jacob’s Pickles ー 509 Amsterdam Ave (bet 84th & 85th Sts)
Queens Brewery ー Layout Editor 伴野
今年オープンした、クイーンズにあるQueens Breweryに行ってきました。大きなビアホールではゲームでも遊べ、大人数のパーティーに最適。私がオーダーしたのはQueens IPA(ハーフパイント、4ドル、ハッピーアワー価格)フルパイントは7ドルのクラフトビールの中では最安のハッピーアワー価格。グラスはドイツタイプで、生ビールは今の所3種類のみ。味はリフレッシュな重すぎないIPA。今のトレンドに媚びないスタイルが気に入りました!またお気に入りのBreweryが一つ増えました。
Queens Brewery ー 1539 Covert St, Ridgewood
Bar B ー Editor 上田
1杯ビールをひっかけた後、2軒目は友人のオススメの店をぜひ試したいと行った立ち飲みタパスバー。ニューヨーク生まれ育ちの友人がオススメするからか、何を食べてもウマイと思ったら、あの日系イタリアンのバスタパスタのチームによるお店でした。よく見ると厨房の奥に日本人シェフの姿も発見。House Marinated Skirt Steak(9ドル)は、まさにほっぺが落ちます。赤ワインのソースで仕上げたステーキ肉はやわらかく、お口の中でまろやかな旨味が広がります。サイドに懐かしのポテトサラダがついてくる、まるで洋食屋さんのような美学に感動。このポテサラとお肉をソースをたっぷりからめて、お口に方ばれば、極楽。しかもこのお値段!隣の人もひとりで来て、このひと皿を頼んでいたのも納得。そのほかのブルスケッタなどもハズレなし!日本人シェフのイタリアンって、イタリア人シェフのイタリアンに引けを取らないと思ってしまうのは私だけではないハズ。
Bar B ー 84 7th Ave (bet 15th & 16th Sts)
寿司石/ Times Sq店 ー 吉田
江戸前鮨と創作鮨のちょうど間。。。ニューヨークの名店“がり鮨”より安価で美味しい鮨が食べれるお店です。お任せで一人$150程度。1階は居酒屋、2階が鮨バーになっています。テーブル席のほか、個室の掘り炬燵ルームもあるので接待に使っても良いお店です。Yasuさんという日本人のマネージャーがいますので、一言彼にお願いすれば色々な要望に応えてくれますよ!1階の居酒屋も力丸シェフが、創作的な和食をアレンジしてくれます。一度、行ってみて欲しいお店です。
寿司石/ Times Sq店 ー 365 W. 46th St (bet 8th & 9th Aves)
Brooklyn Ball Factory ー Editor 上田
Brooklyn Ball Factoryではマイクロロースター、95 RPM Coffe Roastersが丁寧に自家焙煎した豆を存分に味わえます。アメリカスペシャルティーコーヒー協会の認可したQグレーダー/バリスタ/ロースターである小林ヒロキさんが店頭でとびきりの一杯を淹れてくれれば、ラッキーです。東京の下町から持ってきたというオージのウォータードリッパーで水出ししたアイスコーヒーは暑い日にぜひ。2階のテラスは風通しがよく、友だちの家の窓から抜け出して、屋上でお茶しているようなご近所感がなんとも居心地よくて好きです。こんなカフェがウチの近くにあったらいいのにな〜といつも思ってしまいます。
Brooklyn Ball Factory ー 95 Montrose Ave, Brooklyn
Freehand New York ー Editor 小林
マイアミ、シカゴ、LAに展開するFreehand Hotel。満を持してニューヨークのグラマシーに2018年1月にオープンしたばかりのこのホテルには、ヒップなアートラバーが集います。今回訪れたのは、ロビーを通り抜けた先の2階にあるバー「STUDIO」。バーといえど大人数用のソファ席とテーブル席が充実しており、デートというよりは仲間同士で盛り上がる方が向いていそう。オリジナルカクテルの種類が豊富で、オーダーしたBuddha’s Palm(15ドル)は、シトロンが香るウォッカに梨とパイナップルを加えたフルーティな一杯、これが本当においしい。ステージにはムームーを着た女性とスイムウェア姿の男性が、ドラムを叩きながらアルミホイルで人形を作るという、なんともアーティスティックというかミステリアスというか意味不明のショーが繰り広げられていました。アートな気分に浸りたいときはぜひ。
Freehand New York ー 23 Lexington Ave (bet 23rd & 24th Sts)
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