【ニューヨークの住宅エリア情報】マンハッタン・ダウンタウン

ニューヨークはマンハッタン、ダウンタウン内のエリア別の特徴をご紹介します。ニューヨークでどこに住むか迷ったら、ぜひ読んでみてください。

※番号は下のマップに対応
※家賃相場はあくまで一例

マンハッタン住居エリアマップ

⑧イーストビレッジ East Village

南北はハウストンストリートから14丁目まで、東西は5番街からアベニューAの間。NYUやクーパーユニオン大学があるため学生が多く住む。日系のスーパーや日本食レストランがある。かつて治安の悪さが目立ったアルファベットディストリクトたも、今ではブティックやレストランなどが増え、若者が集まるホットスポット。コンディションが悪い物件でも立地の良さから家賃かは高い。

ドアマンなしビルの1ベッドルーム2,700ドル〜

⑨ローワーイーストサイド Lower East Side

以前はテナメントハウスと呼ばる低所得者用の共同住宅が多かった地域だが、近年はナイトクラブやブティック、レストランなどが増え、若者に人気。その影響から家賃が高騰している。治安や住環境は改善されつつあるが、イースト川近くは避けるべき。

ドアマンなしビルの1ベッドルーム2,600ドル〜

 

⑩ノリータ Nolita

North of Little Italyの略で、リトルイタリーの北を指す。かつてはイタリア系移民が住むテナメントハウス、精肉店、鮮魚店、ベーカリーなどが並ぶ庶民的な地域だったが、今ではレストラン、バーがひしめき、ショッピングスポットとして人気。新しいビルや改装物件が増え、今ではマンハッタンでも有数の人気を誇る。

ドアマンなしビルの1ベッドルーム3,400ドル〜

⑪ソーホー SoHo

South of Houstonの略で、ハウストンストリートの南側を指す。倉庫だった建物を住居を兼ねたアトリエへと改築し、アーティストが移り住んだため、かつてはアート街と呼ばれた。現在もギャラリーが多く、またブティックやレストランなどが増え、若者や観光客でにぎわう。人気とともに家賃も高騰し、最近では富裕層が多く住む。デリが点在するが、スーパーやクリーニング店など生活関連の店は少ない。

ドアマンなしビルの1ベッドルーム3,500ドル〜

⑫リトルイタリー/チャイナタウン Little Italy / Chinatown

マルベリーストリートを中心としたレストラン街。以前に比べ勢いは衰えたが、観光シーズンは活気がある。南側に隣接するのがチャイナタウン。生鮮食品店、雑貨店、中華料理店が軒を並べ、週末は人であふれる。住民の多くは中国系で、賃貸物件はあまり市場に出ていない。古い物件をモダンに改装した物件が流行し、ホテルなども増えている影響から家賃が上がっている。

スタジオ1,950~2,300ドル

⑬グリニッチビレッジ(ウエストビレッジ) Greenwich Village (West Village)

アーティストや学生の街として知られ、人気が高いため市場に出ている物件は少ない。9丁目と12丁目、6番街とブロードウェイに囲まれた古くからのタウンハウスが集まる地域はプライムビレッジと呼ばれ特に人気が高く、物件が市場に出るのはまれ。ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティー」の主人公の住居として撮影に使われたアパートがあり、観光客が絶えない。最近はユニオンスクエア側の人気が高まり、グリニッチビレッジでは数少ないドアマン付きのアパートに需要が集中している。

ドアマン付きビルの1ベッドルーム4,500ドル〜

⑭トライベッカ Tribeca

Triangle Below Canalの略で、カナルストリート南側の三角地帯を指す。かつて倉庫街だったが、有名レストランがいくつもオープンしたことにより注目を集め、不動産価格が高騰。ロバート・デ・ニーロやジョン・F・ケネディ・ジュニアなどの有名人が住んでいた。倉庫を改造した大きなロフトをアトリエやスタジオを兼ねた住居としているアーティストも多い。近年はハドソン川沿いの開発が進み、新築賃貸アパートの人気が高い。ドアマンなしの物件は家賃が高騰している。

ドアマン付きビルの1ベッドルーム4,700ドル〜

⑮ファイナンシャルディストリクト Financial District

チェンバーズストリート以南、FDRドライブ(サウスストリート)からウエストストリートまでを指し、金融街(ウォール街)として世界的に有名。古いコープをコンドミニアムに改装している物件も多いため、購入時や賃貸時には不動産会社に建物の詳細を聞くことを推奨する。金融関係に勤める富裕層が多く住み、それに伴い家賃は高額。スーパーや各種小売店など、生活に密着した店や施設は少ない。

スタジオ2,990ドル〜、1ベッドルーム4,050ドル〜