【ニューヨーク市が公園などで無料のマスクを配布】ニューヨーク5ボローの配布場所・日時が分かるマップを紹介

更新日:2020年5月11日

ニューヨーク市は現在、750万枚の無料マスクを配布しています。5月12日(火)まで、場所は市内の公園やグロッサリーストアなどです。(※トップ写真のマスクはイメージです)

配布場所

配布場所の詳細はこちらからどうぞ。

NY市ウェブサイト
Face Coverings

検索窓に自分の住所を入れると最も近い配布場所が表示されます。
マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、スタテン島、ブロンクスの各地で配布。

どのようなマスクか

配布しているのは500万枚の医療用ではない3層の布製マスクと、250万枚の口元が覆えるフェイスカバーとのこと。

「ヘルスケアワーカーが使っているマスクと同じではないが、これらは乾いた状態である限り、効果的だ」とデブラシオ市長は言っています。

ニューヨークでは4月17日から他人と6フィート(約1.8メートル)以上の距離が取れない公共の場所でのマスク着用、外出時のマスク、またはフェイスカバーの着用義務が始まっています。

医療用マスクを購入したい方は以下の記事も参考にしてみてください。

▷【ニューヨーク州ではマスク着用が義務化】便利帳編集部が見つけた、 今ニューヨークでマスクが買える場所

実際にフェイスカバーを入手

ニューヨーク市が配布する無料フェイスカバー

5月10日、ブルックリンのプロスペクトパーク北側の入口、グランド・アーミー・プラザでの無料配布に足を運び、フェイスカバーを入手しました。

午前10時の配布開始には既に多くの人が列を作っていました。列はもちろんソーシャルディスタンスを保たなければならず、係員が誘導してくれました。

配布されたフェイスカバーはどのようなものかというと、黒いTシャツのような素材をマスクの形にカットし、耳を通す切れ込みが入ったものです。洗濯して繰り返し使えるそうで、1人につき5枚配布されました。

素材は伸縮性があり、着けてみると割と顔にフィットします。切れ込みは2段階になっており、調節可能。内側の切れ込みならよりタイトになり、子どもにちょうど良さそうです。

学校や会社など通常の活動が再開された後も、公共交通機関や人が集まる場所でのマスクの着用義務は継続されるでしょう。市が用意した無料フェイスカバーはかなり簡易的なものという印象ですが、継続的なマスクの需要を考えれば大変ありがたいものです。