ニュースでは日々新型コロナウィルスの感染者数・死者数がアップデートされていますが、常に数を追うのは大変ですよね。ここでは、今世界でどの国にどれくらいの感染者・死者が確認されているのかを、マップとともに分かりやすく掲載している便利なウェブサイトをご紹介します。
それは、アメリカ・メリーランド州にあるジョンズ・ホプキンズ大学コロナウィルス・リソース・センターのウェブサイト。ワールドマップとU.S.マップがあり、国別の情報とアメリカのカウンティー別の情報が掲載されています。
ワールドマップ
このようにマップ上に、数の多さを表す赤い丸が印されていて、どこに感染者が多いのかが一目でわかります。
※以降で紹介する数は5月13日午前9時32分更新の情報です
(出典※以降の表も全て:Johns Hopkins University Coronavirus Resource Center)
地図の左側には感染者数が多い国順のリストがあります。
1位 アメリカ 137万460人
2位 ロシア 24万2,271人
3位 イギリス 23万983人
4位 スペイン 22万8,030人
5位 イタリア 22万1,216人
また地図の右側にある表では死者数が分かります。世界で合計29万3,157人。アメリカは8万2,391人。
上の画像のように国別死者数の表の隣にはアメリカの州別死者数と回復者の数が記されています。
ニューヨーク州が最多で2万7,284人の死者数で、回復者においても最も多い5万8,679人。2位に死者数9,531人のニュージャージー州、3位に死者数5,141人のマサチューセッツ州が続きます。
U.S.マップ
アメリカに特化したマップです。ここではアメリカのカウンティーごとの感染者・死者数が確認できます。※以降で紹介する数は2020年5月12日更新の情報です
感染者数上位5位のカウンティーは
1位 ニューヨーク州クイーンズ 5万6,899人
2位 イリノイ州クック 5万5,470人
3位 ニューヨーク州キングス 5万79人
4位 ニューヨーク州ブロンクス 4万1,746人
5位 ニューヨーク州ナッソー 3万8,434人
また死者数の多いカウンティー、トップ20位のランキングも掲載。
死者数1位はニューヨーク州キングス(ブルックリン)4,596人。2位、3位にクイーンズ、ブロンクスが続きます。ニューヨーク州ニューヨークは6位で2,000人。
またその下に感染者数と死者数の推移を示した折れ線グラフがあります。
キングス、クイーンズ、ブロンクスを含む上位5位はまだ増えていますが、ニューヨークは4月からかなり減っていることが分かります。
ニューヨーク州は5月15日から徐々にリオープンが始まります。州の感染者数は凄まじいですが、今後抗体を持った人が増えて新型コロナウィルスに強い州になるのではという見方もあります。
数を見て悲観するのでなく、なるべくポジティブな情報を取り入れて前向きに考えて行きたいですね。
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