アメリカと日本は文化から考え方など実に大きな違いがあります。
そこでニューヨークに暮らし始めて5年半の私が感じたカルチャーショックや思ったことなど個人の見解で書いてみようと思います。(パンデミックにより通常時と現在は異なる点も多々あります)
地下鉄編
・改札が狭い(狭すぎて両手に荷物を抱えている時は体を横にして通らないといけない)
・電車の中がうるさい(今はパンデミックとなり電車に乗る人もかなり少なくなりましたが、以前は大声で歌う人、楽器を引く人、パフォーマンスをする人、携帯で大声で話す人、小物乞いをするひとなど、静かに電車に乗ったことがほとんどないように思います)
・ドアが予告なしに突然閉まり挟まれそうな時がある
・各駅停車の電車なのに予告なしに駅をスキップして通過することがある
・急いで乗ろうとする人のためにドアをホールドする人がいる(こんなことする人がいるので時間が読めず日本みたいに時刻表通りになんていきませんよね)
・平日と週末の路線が異なることがよくある(路線が全く違うことがあるのでご注意を!)
・人が全く乗ってない車両は要注意!(安全の観点もあるのですが、だいたいそういう場合はホームレスが異臭をはなっている場合が多いです)
※番外編
改札隣にある扉ですが、改札を通過せずにこちらの扉を通って無賃乗車する人をよく見かけますが、こちらもし見つかったら罰金の対象になりますのでご注意を!
レジの店員さん編
・若い人が多い(日本ではスーパーのレジの方はパートタイムの主婦のイメージがありましたが、ニューヨークはスーパーの店員さんでも20代の若い方も多いです)
・喋りながらや食べながらレジをする(最初これには本当に驚きました。手よりも口が動いてる人も珍しくないです)
・態度が悪い(人によりますが)
・釣り銭がないのか若干多めにお釣りをもらうことがある
レストラン編
・ウェイターさんはチップ制度なのでサービス精神で気にかけ、食べてる途中でもしょっちゅう話しかけてきたりする(ゆっくり食事をしたい、会話を遮られるのが嫌な方は最初にウェイターさんに必要な時はこちらから声をかけますと言いましょう!)
・ダイナーなどではコーヒーのおかわりが大体無料(これは嬉しいサプライズでした)
・飲み物をお手洗いにまで持っていく。(アメリカに来てショックを受けたのですが、でもこれにはちゃんと理由があったんです。アメリカは大勢で食事や飲みに行くのが好きな人が多く、そうするとそのグループには知らない人もいるわけです。もし飲み物をテーブルに置きっぱなしにするとその間に薬を入れられたりするリスクもあるようなので、特に知らない人がいるグループの時などは注意しましょう)
※番外編
会計が多めにチャージされていたことがある。
カードで支払った際チップ分は後日チャージされることがあります。
今まで気づいた限りでもオーバーチャージされていたことが2回あります。
必ずカードの使用履歴を確認されることをお勧め致します。
交通機関編
・英語が全くわからないタクシーの運転手がいる(そういうことは稀ですが、一度英語の1すらわからないドライバーに出会したことがあり、その時ドライバーは近くにいたスパニッシュ系のお兄さんに私の携帯をみせて道を聞いていました。。。返してといっても英語が伝わりませんでした。)
・クラクションならしがち。(通常時のニューヨークはクラクションの音がうるさいです。クラクションの使い方が注意喚起でなく、苛立ちに対する感情表現として使用しています)
・道路が舗装されておらずガタガタ道が多い(シートベルトをきちんとしましょう)
・タクシー、バスの運転手に日本のような礼儀正しを期待してはいけない。(バスの運転手ですらFワードを使う人も珍しくないです)
カルチャーショックを受けることは5年以上たった今でもたくさんあります。
ですが、ここはあくまでもアメリカ。
移民も多く、しつけも学校ではなく各家庭に任されています。
日本のように一般的に全員の常識が統一されているというわけではありません。
礼儀正しくすることは非常に大切です。ですが場合によっては舐められてしまう場合もあり、強くでないといけないこともあります。
アメリカでサバイブするに私もかなりたくましくなったように思います。
私も来る前に知らなかったこと、知っておきたかったことなどたくさんあります。アメリカ現地にいる人の生の情報は来る前の人にとってはとても役に立つと思います。ぜひお知り合いのいる方などはいろいろ話など聞かれることをお勧め致します。
次回はニューヨークに暮らしていて楽しいことなどもお伝えできればと思います。
【執筆】編集部 Nomoto(ニューヨーク在住5年半)
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