9月下旬に日本への出張のため、ニューアーク空港から成田空港へ行ってきました!
その際に成田空港で抗原検査を受けましたので、その流れをレポートします。
まず搭乗した飛行機は、ユナイテッド航空のUA79便でした。
通常であれば満席に近い機内も、日本人の乗客がわずか5名、そしてその他には中国系の乗客が20名ほどで、合計でも30名ほどの乗客しかいませんでした。
やはりまだまだ渡航する人は少ないんだなと改めて実感します。
機内サービスも少し寂しい感じもしましたが、これもコロナ禍ということで仕方ありませんね。
飛行機は順調に飛び、スケジュール通りに成田空港に到着しました。
到着していよいよ、抗原検査の始まりです。
それでは早速流れを説明していきます!
1、降機
まずは乗り換え便のある乗客(主に中国系の方々)が先におります。最終目的地が成田空港の方(今回は日本人のみ)は待機でした。
日本人が何名乗っているかというのはあらかじめ空港側で待ち受けていたスタッフは把握していたようですが、飛行機を降りた際に乗客の人数をカウントしていました。
2、問診票の記入
飛行機を降りてスタッフに連れられ、5分ほど歩いたところに長机がズラーっと並んでおり、そこで問診票の記入を行います。
乗客によっては機内で問診票を受け取った方もいるようですが、僕は降機後に受け取ったため所定のテーブルで記入しました。
問診票は、現在の症状の有無や国内の連絡先など基本的な個人情報を記入するもので、5分程度で終わります。
記入が終わったら、所定のテーブルのすぐ近くにいるスタッフに問診票をチェックしてもらいます
3、抗原検査キットの受け取り
問診票を記入したテーブルから300mほど離れたところにいるスタッフに問診票を手渡し、抗原検査キット(唾液を入れるための試験管)を受け取ります。
その際、健康カードという検疫所からのお知らせが書かれた紙を受け取り、それに検査の受付番号のシールが貼られます。
検査キットにも同じシールが貼られているので、それで受付番号を管理しているようです。
4、抗原検査の実施
キットを受け取ると、カーテンで仕切られた簡易スペースが5カ所ほどあり、指定されたスペースに入り、抗原検査についてスタッフより説明を受けます。
簡単な説明を受けたのち、「唾液を試験管の規定の線まで入れてください」と言われました。
規定の線は試験管の底から3cmほどですが、割とすぐにたまります。鼻に綿棒を突っ込むPCR検査と比べると痛みもなくかなり楽です。
スペース内には梅干しとレモンのイラストが飾ってあり、「Imagine」と書いてありました。笑
唾液の採取が終わったら、スタッフに試験管を渡します。
5、問診票を提出
抗原検査キットを提出したら、100m歩いたところに大きな待合スペース(通常は搭乗口となっている場所)があり、カウンターで問診票を提出します。
そして座席の番号札を受け取り、番号札の貼られた席に座って待つように指示されます。待合スペースの後方にはペットボトルの水が無料で置いてありました。
日によって異なると思いますが、50人ほどが座っていました。
6、番号札の呼び出し
1時間半ほど待って番号が呼び出されました。その日の到着便の数により、待ち時間は変わるそうです。
番号が呼ばれたら指定のカウンターに行ってスタッフが番号を確認し、カウンターのすぐ裏の通路にいるスタッフのところへ行くように指示されます。
7、陰性証明書の受け取り。
先程提出した問診票の確認を行います。その後、スタッフよりお話しがありました。
あなたは………
「検査の結果、陰性です」
と伝えられ、とりあえずホッと一安心。
写真のようなオレンジ色の陰性証明書を受け取って終了です。
その後は通常通りの入国を行い、手荷物を受け取って税関を抜け、無事入国となります。
《《感想》
スタッフの皆さんはだいぶ慣れた様子で、また検査フローもしっかり確立されており、飛行機を降りてから入国するまで戸惑うことはありませんでした。
ちなみに、入国後にゲートを出た後、鉄道の入り口には警備員が立っており、そこを通り抜けられないようになっていました。電車には当然ながら乗れません。
とはいえ、ゲートを出た後は特にスタッフの付き添いもなければ、迎えの車に乗るまで追いかけられることもなく、ゲートを出た後はすぐ自由でした。
どのように自宅もしくは滞在先まで向かうのか、事前に移動手段を手配しておきましょう。
一刻も早く今の状況が改善され、世界中気軽に行ける日が来ることを祈るばかりです。
【執筆】
編集部
阿部 永
NY在住歴:6年半
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