ニューヨーク便利帳の編集部が総力取材!2019年9月に訪れた本当においしい!?レストラン

世界中のグルメが集まるニューヨークには、おいしいレストラン、カフェ、バーがいっぱい。
ニューヨークの最新レストラン事情を知り尽くしたニューヨーク便利帳の編集部から、2019年9月のおすすめのレストランをご紹介します!

※タイトルには「本当においしい」と記載しておりますが、正直な感想をお伝えしております。

鳥幸 ー 社長 吉田

マンハッタンのチェルシーエリア、West4近くに焼き鳥専門店の鳥幸がある。
店内はコの字型のカウンターとテーブル席があり、今回は2人で行ったのでカウンターに座りました。お任せコース(85ドル)を頼みました。前菜5点盛りの後、茶碗蒸し、サラダ。そして新鮮な鳥串5〜6本、つくね、和牛。そしてメインは鶏ガラベースの塩ラーメンもしくは親子丼をチョイスします。今回は親子丼(写真)を食べてみました。卵はフワフワ、鶏肉は柔らか、鶏ガラスープが付いてこれは美味しい。量も丁度良く、全体の流れが素晴らしい。個人的には鳥心より鳥幸の方が美味しいかも…。次回は単品で焼き鳥をお腹いっぱい食べに行こうと思います。

Toriko NY  ー 76 Carmine St (Bedford & Varick Sts)

BCD Tofu House ー 編集部 金井

言わずと知れたマンハッタン・コリアンタウンの有名店。看板メニューはスンドゥブです。
この店に足繁く通う友人にすすめられ、ミックスド・スンドゥブ(Mixed Soondubu、15.99ドル)をチョイス。辛さは中度にしました。
運ばれてきたのは、グツグツ煮立った真っ赤なスープ。唐辛子やコチュジャンがベースのスープに自家製の絹ごし豆腐、牛肉、エビ、ムール貝などの具が入っていますが、底に沈んでいるのでメニューの写真のようにきれいには見えず、ただ赤いだけ。しかし、スパイシーな香りは抜群。一気に食欲がわきます。熱々のうちに生卵を落として、白いご飯と一緒に食べると言うことなし。濃いめのスープには具材のうまみが凝縮され、コクがあります。卵をかきまぜると辛さがマイルドになり、食べやすくなります。豆腐は市販のものよりやわらかくなめらかでした。

BCD Tofu Houseー 5 W 32nd St (bet 5th Ave & Broadway) 

Koi Restaurant ー 営業部 野元

ブライアントパークが目の前に見えるジャパニーズフュージョンのレストラン。前からずっと気になっていましたが、遂に行ってきました。来店したのは土曜日の夜。店内は非常に混み合っていて満席状態。店員さんはとてもフレンドリーでした。
最初にアペタイザーを2品注文。ごま油が香る海藻サラダと、見た目が美しいサーモンと黒トリュフのカルパッチョ(26ドル、写真)。サーモンはとろけるように柔らかく、ポン酢の酸味が程よく効いていました。何と言っても黒トリュフの香りが口全体に広がり高級感のある味でした。どちらも美味しかったのですが、味は結構濃いめ。
メインにはお寿司とロブスターを頼みました。どちらも大変美味しかったです。また、ロブスターのサイドについていた人参はサツマイモのような甘みがあって印象的でした。
ラッキーなことにブライアントパークが見える席だったので、ライトアップされた幻想的なブライアントパークと、その周りにある高層ビルのネオンと、とてもきれいな夜景を見ながら食事を楽しむことができました。ファンシーなお店なので記念日やお祝い、ビジネス会食などにもおすすめです。

Koi Restaurant ー 40 W 40th St (bet 5th & 6th Aves)

Coco Bistro ー 副社長 花越

ニューヨーク絶景スポットのひとつ、サウスストリートシーポートを久しぶりに散歩していたら、おしゃれなフレンチビストロを発見。ブランチしてみることに。注文したのは、スクランブルエッグ付きのアボカドトーストとアスパラガスのキッシュ。キッシュは外側アツアツ、中フワフワ。どちらもお野菜たっぷりヘルシーで、とても美味しかったです。店員さんもフレンドリーで、最高なブランチを過ごせました。石畳とレンガ造りの建物の眺めも素敵なので、次回はぜひライトアップされた夜景を楽しみに、ディナーでも来てみたいと思います。

Coco Bistroー 233-235 Front St (bet Peck Slip & Beekman St)

Farmacy Kitchen at Chefs Club Counter ー 編集部 検見崎

ロンドンで大人気のビーガンレストラン「Farmacy Kitchen」が、SOHOのレストラン「シェフズテーブルカウンター」内に半年間限定でオープンしています(2019年9月から2020年3月予定)。有機栽培の野菜を使ったメニューはヘルシーなだけでなく美味。タリアッテッレ(Tagliatelle Ai Funghi、20ドル、写真)は、ポルチーニ、マッシュルームのみじん切りを使ったソースで、肉なしのミートソースといった感じ。トリュフオイルの風味もよく、また食べたいと思うほど気に入りました。ハンバーガー(20ドル)はパテがブラックビーンズとマッシュルームで作られていました。ガッツリ食べたいときには物足りないかもしれないですが、胃に優しい料理が食べたいときに最適です。店の外観も内観もSOHOの街並みに溶け込むおしゃれな雰囲気。個人的には期間限定ではなく、ずっと営業してほしいと思います。

Farmacy Kitchen at Chefs Club Counterー 62 Spring St (bet Lafayette & Crosby Sts)

Radegast Hall & Biergarten ー 編集部 伴野

ウィリアムズバーグのビアホールRadegast Hall & Biergarten。大きなビアホールですが、週末は会話の声が聞こえづらいほど混んでいます。今回は平日に行ったので、リラックスしてビールと食事を楽しむことができました。ここではドイツ系のビールをそろえ、ジョッキももちろんドイツの大きなビアジョッキと、雰囲気もばっちり。私がオーダーしたのは、ソーセージプラッター(Sausage Platter、29ドル、写真)。ソーセージ3本とザワークラウトのセットです。中でもArgentina Brat Sausageは肉の味が強く、ビールとよく合い好みでした。結構ボリュームがあるので、2人で食べてもお腹いっぱいになりました。ちなみにソーセージなどのグリル料理はメニューに記載がなく、グリルの前で焼いているスタッフに直接オーダーします。曜日によってはライブミュージックもあり、ウィリアムズバーグの夜を楽しめる店です。

Radegast Hall & Biergarten ー 113 N 3rd St, Brooklyn, NY

Pates et Traditions ー 営業部 西山

ウィリアムズバーグのフレンチレストラン「Pates et Traditions」は、フランス北西部の郷土料理であるガレットというクレープのような料理が有名なお店です。こぢんまりとした雰囲気のなか、手軽にフランス料理を味わえるため、ブルックリンの住民でいつも賑わっています。いつもはガレットを頼むのですが、今回は店員にオススメされたサーモンのフェットチーネ(Salmon Fettuccinis、15ドル、写真手前)を注文してみました。濃厚なクリームがサーモンとパスタに絡んで、ボリュームもあり、非常にC’est bon(美味しい)でした!!!
ガレットも味わいたいという人は、お友達と行きシェアをして楽しむのもオススメです。外にはテラス席もあるので、天気のいい日にブルクッリンに来た際には寄ってみてください。

Pates et Traditions ー 52 Havemeyer St, Brooklyn, NY