言語学習アプリDuolingo(デュオリンゴ)のマスコットで緑色のフクロウ「デュオ・ザ・オウル」が先月11日に死亡したと同社がInstagramとXで発表されてから、歌手のデュア・リパが「Til’ death duo part(死がふたりを分かつまで)」とコメントするほどSNSで話題に!
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デュオの「死亡」投稿には、いいね216万・コメント4万・シェア62.7万以上の反響!
デュオリンゴは、AIと言語科学を取り入れたレッスンで30以上の言語をゲーム感覚で学べるのが特徴。コロナ禍で語学アプリの需要が高まり愛用者が急増したそうです。レッスンをサボるとアプリのデュオが泣き顔に変わったりユニークなメッセージを送ってくれたりとインタラクティブな機能も魅力。
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そのデュオが死亡してから、約2週間後の2月24日に復活したことを発表しました。Instagramでは、「I’m back(帰ってきたよ)」という文字とデュオが踊るアニメーションが投稿されると、フォロワーだけでなく企業アカウントも次々と反応!マルちゃん製麺のMaruchanは「this is peak diva behavior(これがディーバの本領だね)」とコメント。
一時期はデュオリンゴがブランド再編の影響を受けたのではないかという見解もありました。しかし、マスコットキャラクターを死亡→復活させるというサプライズな展開は、ブランドマーケティングにおけるキャンペーンの一環だったわけです。
SNSでこれだけの話題となったのは、デュオがインターネット上でミームとして人気を得ており、個性的なキャラクターとして発展してきたことに加え、今回のインパクトあるストーリーとの相性が良かったのでしょう。この一連の騒動は、デュオリンゴの単なるジョークではなく、デジタル時代における新たなマーケティングの手法を示すものですね。
Text: Benricho Senior editor