いよいよ本格的に寒さが厳しくなってきたニューヨーク。外出するのが億劫で、ついつい家に引きこもりがちになりますよね。今回は、そんな寒い冬だからこそ行きたい、身も心もほっこり温まりそうなお食事ができる日本食レストラン「別荘」をご紹介します。
オーナーシェフは京極麻衣子さん。ミシュランスターシェフのダニエル・ブールーのプライベートダイニングディレクター、アーティストの村上隆のプロジェクトマネージャーを務めたバックグラウンドを持っています。レストランの名前は、“home away from home” -まるで我が家のように居心地のいい場所という意味から「別荘」と名付け、2016年NoHoにオープン。身体に優しいこだわりの創作家庭料理は、新聞、雑誌、TVなどからも絶賛され、すぐに大人気のお店となりました。
私もオープン当初から度々通っている大好きなレストランで、定番メニューはもちろん、季節ごとに変わるメニューをいつも楽しみにしています。先日は、冬限定のスペシャルメニューを堪能することができましたので、定番メニューと合わせて、いくつかお薦めをシェアしましょう。
こちらは別荘に来たら必ず食べたいシグネチャーメニュー「Crispy Rice」。カリカリに揚げた酢飯お握りに、刺身をトッピング。私はウニとイクラのトッピングが一番のお気に入りです
種類豊富な野菜のお漬物「Assorted Pickles」
ジューシーで柔らかなお肉の南蛮チキン「Nanban Chicken」は、悪魔的に美味しい定番メニューです
この冬新しく加わった「Crispy Shredded Wagyu 」。上質で柔らかな和牛とガーリックと味噌ダレっぽいちょっと酸味のあるソースがたまらなく美味しいのです
チリオイルで炒めてライム味噌で和えた、インゲンとしし唐の炒め物「Blistered Greens Beans and Shishitos」もお薦め。 トッピングのカイワレ大根とプチプチのとびこが、ピリ辛の炒め物に絶妙にマッチ
今シーズンの新メニュー、柚味噌ソースで和えたゴールデンビーツの田楽「Golden Beets Dengaku」は大葉とゆかりのトッピングで、サラダっぽくあっさり味。見た目もとても綺麗。ゴールデンビーツというものも初めて知りました
締めには冬のスペシャル、日本っぽく土鍋でサーブする「Japanese Seafood Paella」。あまりの美味しさに倒れそうでした
稲庭うどんのボンゴレもいただきました。日本人はシーフードが大好き。幸せ過ぎます・・
麻衣子さんピックのスペインの白ワインが、シーフード料理にバッチリのペアリングでした。
以上、本当に至福の時でした。
今回紹介しきれなかった絶品メニューはまだまだありますので、ぜひお店に足を運んでいただけたらと思います。この記事を書いていたら、私もまた行きたくなりました。人気のお店なので予約をお忘れなく。
Bessou
https://www.bessou.nyc/
5 Bleecker St, New York, NY 10012
(212) 228-8502
最寄り駅: Bleeker St(6番線)
【執筆】
編集部
花越 美雪
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