ニューヨーク便利帳の編集部が総力取材!2018年8月に訪れた本当においしい!?レストラン

世界中のグルメが集まるニューヨークには、おいしいレストラン、カフェ、バーがいっぱい。
ニューヨークの最新レストラン事情を知り尽くしたニューヨーク便利帳の編集部から、2018年8月のおすすめのレストランをご紹介します!

※タイトルには「本当においしい」と記載しておりますが、正直な感想をお伝えしております。

NONONO ー Editor 検見崎

店舗マネージャーのKEISUKEさん

焼き鳥

エリア:Gramacy(グラマシー)
ジャンル:焼き鳥

食べたもの:焼き鳥1本3ドル〜

飲んだもの:しそカクテル12ドル
 
今年6月にオープンしたばかりの話題の焼き鳥レストラン「NONONO」に伺いました。一面ガラス張りのお洒落な外観は路地のなかでも一際目立っています。予約して19時30分頃に伺ったのですがすでに満席で、早くも人気店になっているよう。気になる焼き鳥は、毎朝さばいているという鶏肉がジューシーで、日本のおいしい焼き鳥の味そのもの!スタンダードなもも、ネギマ、つくねなどから、ズッキーニなどの野菜串、柚子胡椒海苔を乗せたささみ、厚焼きどうふ味噌などの変わり種まで種類が豊富で選ぶのも楽しいです。タコわさなど日本人がこちらで恋しくなるつまみメニューが充実してるのも良いですね。シメには「芝生パスタ」という、シソがたっぷり乗った和風パスタを頼んだのですが、出汁が効いていておいしかったです。その日はもう売り切れてしまっていたのですが、焼き鳥に使う鶏の骨から出汁をとったラーメンも人気メニューのようでした。
ドリンクはシソやダイコンなどの和風カクテルがおすすめ。そしてもう一つ特筆すべきことは、スタッフが全員日本語が話せるイケメンだったこと。ワイルド系からソフト系まであらゆるジャンルのイケメンスタッフたちが勢揃いしているのでウキウキしちゃいますね。写真は私の推しメン(笑)、笑顔が爽やかな店舗マネージャーのKEISUKEさん。おいしい焼き鳥と日本のつまみ、シメの麺、そして温かいサービスに、大満足した夜でした♪ぜひ皆さんも早めにチェックを!^^

NONONO ー 118 Madison Ave (at 30th St)

 

Grand Banks ー Editor 小林

Oysters 3ドル〜

ハドソン川に浮かぶ船上のオイスターバー、Grand Banks。トライベッカの西端にある埠頭Pier 25にあるこのレストランバーは、なんと船がまるごとバーになっている、なんとも夏にふさわしい優雅な場所なんです。じっとしてるだけで軽く汗ばむ真夏のニューヨークに、ゆらゆらと揺れる船の上で爽やかな風が吹き抜けます。この素晴らしいロケーションで、オイスターと白ワインをいただけるとは、なんて贅沢なんでしょう。ニューヨークに訪れた友達や、気のおけない仲間とニューヨークの夏を楽しむには絶好の場所です。

Grand Banks ー Pier 25, at Hudson River Park

 

Carmelo’s ー Layout Editor 伴野

Budweiser

近所の歩いて行けるバーの中のお気に入りの一店Carmelo’s 。ブッシュウィックのLトレインDekalb駅のすぐそばにあります。昔はニット工場だった建物だそうで、石造りで素敵な外観。2階建ての大きめのバーは大人数でも楽しめ、2Fにはビリヤードテーブルもあり。カジュアルで地元の若者で賑わってます。ここに来たら私が頼むのはBudweiser($2)。間違いなく最安の値段!!ハッピーアワーでなくてもこの値段で生ビール。ハッピーアワーは9:00までどのビールも$4。こんなバーが近所にあったら、一杯引っ掛けに行くしかないでしょ。

Carmelo’s ー 1544 Dekalb Ave, Brooklyn

 

La Bonbonniere ー Editor 小林

Pancakes with Sosages & French Toast

ウエストビレッジにあるオールドスクールなダイナー。何が有名って、この小さな店内からは想像もできないほどのメニューの種類。アメリカの朝食と聞いて思いつくメニューが全て用意されており、トラディショナルなオムレツやパンケーキ、トッピングも豊富。朝7時から営業しており、土日の9時に到着するとすでに満席です。ただ朝食ということもあり回転は早いので、待ってみる価値はあり。種類が豊富なメニューの中から友人と私がチョイスしたのは、シンプルなPancakes with Sosages(7.50ドル)とFrench Toast(6.50ドル)。ふわふわだけどしっかり食べ応えもあり、バターとメープルシロップがとても良く合います。ファンシーなブランチもいいけれど、たまにはこんな極限まで無駄を省いたミニマリズムなブランチもいいものですね。

La Bonbonniere ー 28 8th Ave (bet Jane & 12th Sts)

 

Faun ー Editor 金井

リブアイステーキ

プロスペクトハイツ
Italian, American(New)

食べたもの:
熟成肉のリブアイステーキ 重さにより変動
ダックブレスト 58ドル

飲んだもの:
Kékfrankos (blaufränkisch)
Dúzsi Tamás, 2015 Szekszárd, Hungary 44ドル(ボトル)

ディナーには少し早い午後6時前、通された店の奥のテラス席には視界いっぱいに緑が広がって、蒸し暑いし眩しいかな〜と思いつつもテーブルの横に生えた木が夕方でも強い夏の日差しを遮ってくれるので、以外と気持ちがいい。まずはハンガリー産のロゼで乾杯。ドライな口当たりのロゼは何杯でも飲めそう! 今日のおすすめはビーツサラダ、アーティチョークのアイオリソース、モレル(アミガサタケ)のパスタなど。4人で来たので全部注文。星こそ獲得していないものの、ミシュランのお墨付きの「おすすめ」レストランなだけあって、どれも非の打ち所がない仕上がり。とくに、その名の通り表面が網状のモレルにはしっかりとうまみの効いたクリームソースがよく絡んで、食材のチョイスにも納得。パスタ(マカロニ)の食感もちょうどよく、ほんのり香るチーズがまた、食欲をそそる!
メインのリブアイステーキとダックブレストは、焼く前にいちど客席にお目見え。「本日はこちらの肉を使用します。大きさはこのくらいでいいですか?」と丁寧な接客。焼く前から存在感たっぷりのステーキに周りのお客さんたちも目が釘付け。岩塩でシンプルにいただくステーキ、レーニアチェリーとシシトウを添えたダック、ともにやわらかさ、うまみ、後味に申し分なし!満点!
プロスペクトハイツの景観に馴染む、町の小さなトラットリア。しかし料理はどれも、リストランテ級なのでした。

Faun ー 606 Vanderbilt Ave, Brooklyn

 

HARBS ー Editor 佐野

Strawberry Mille-feuille

会社のみんなで8月生まれの誕生日のお祝いをしました。私も祝って頂いたひとり。ケーキは、「やっぱりここが一番!」と編集部全員が口を揃えるハーブスです。誕生日のお祝いがある月には、ハーブスのメニューのページを見てあれがいい、これがいい、と皆で大盛り上がり。
今回、迷った末に選んだのはこのケーキ、Strawberry Mille-feuille(1スライス11ドル)。シューのようなふわふわもこもこの生地が3層に重なり、その間には大粒のイチゴがゴロゴロ。贅沢に大きなスライスで頂きましたが、生クリームも甘すぎず、あっという間にペロリ。
「頭が痛くなる程甘いから途中休憩を挟んで「えいやっ」と続きを口に運ぶ・・・」アメリカには正直それ系のケーキがたくさんあります(そっちが主流?)。ハーブスは、日本に比べたらちょっと高いですが、幸せなケーキタイムを約束してくれるおすすめのケーキ屋さんです。9月の誕生日ケーキは何だろう〜♡

HARBS ー 198 9th Ave (bet 22nd & 23th Sts)

 

Zest Szechuan ー Editor 小林

Chong Qing Grilled Fish

ミッドタウンにあるブライアント・パークの裏側にひっそりと佇む四川料理レストラン。ニューヨークの中華料理の客層って、大抵いろいろな人種がミックスされていることが多い印象ですが、このレストランはほぼアジア系の人種ばかり。中華料理を食べ慣れたアジア人が集まる中華レストラン、期待が高まります。みんな何を頼んでいるのかと見渡すと、ほぼ全員が鍋を突きあっていたので、それ何?と聞くと、Chong Qing Grilled Fish(38.95ドル)だよ、初めて来たなら食べたほうが良い、とのこと。大きな鍋に入った大きな白身魚と、それを埋め尽くすようにこんもりと盛られた野菜は、2人でシェアしても食べきれないほどで、コストパフォーマンスは抜群です。辛さはマイルドにしてもらったものの、スパイスが効いていて汗が止まらず。。辛い、暑い、でももっと食べたい、とあっという間に完食でした。中華が食べたいけど細々といろいろ頼むのは面倒くさい、ガッツリ美味しい中華料理が食べたい!というときには本当におすすめです。行ってみて!

Zest Szechuan ー 45 W. 39th St (bet 5th & 6th Aves)