コロナ禍のニューヨーク市では犯罪率が上昇しているそうです。
NYPDの発表によると発砲事件が特に目立ち、2020年11月の報告件数は115件と、昨年同月比で112.5%も増加。
地下鉄では最近、暴行事件やホームの突き落とし事件が相次いでおり、アジア人ヘイトも相まって地下鉄通勤の編集部にとっても他人事ではありません。
犯罪に巻き込まれないためには一人ひとりが防犯意識を高め、対策を講じることが大切!
地域の事件情報を取得できるアプリ『Citizen』は犯罪情報も分かるため、防犯意識を高めるのに役立ちます。
使い方はアプリをダウンロードし、位置情報を許可するだけ。
アプリのホーム画面で犯罪、事故、火災から、人だかりのできている場所、NYPDのパトロール場所、さらに新型コロナウイルス(COVID-19)感染の報告までさまざまな情報が表示されます。
気になる事件をテキストメッセージやフェイスブックなどでシェアすることで、事件現場の近くにいる人に知らせることができるほか、家族や友人を登録して互いの安否を確認できる機能や、ボタンひとつで録画を開始しライブ中継できる機能もあり、大変便利。
事件が発生した時、一般市民がこのアプリを通していち早く情報を拡散することで周囲の人々に警告できるというわけです。
ニューヨークはコロナの第2波とともに不安な日々が続きますが、感染対策だけでなく防犯対策もお忘れなく。
【取材/執筆】
ニューヨーク便利帳
編集部
金井 美帆
ニューヨーク在住歴:8年
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