ニューヨークと言えばステーキ!
そんなイメージを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
年が明けてまだまだ寒い冬ですが、いかにもニューヨーク!なガツンとしたステーキを久々に食べに行ってきました。
今回はニューヨークでも有名なレストラン、Boucherieをご紹介します。
Boucherieはいわゆる昔ながらのフレンチブラッセリーで、ステーキハウスとしても知られています。
パリの街角にもありそうな、かわいらしくておしゃれな雰囲気です。
ニューヨークには4店舗ありますが、今回訪れたのはミッドタウン・ウエストの53丁目にある店です。
実は53丁目の店舗は、2020年11月にオープンしたばかり。
コロナ禍の中、すごい時期にオープンしましたね。
今回ここのお店を選んだ大きな理由のひとつが、アウトドアダイニングにも関わらず、とても暖かい空間で食事を楽しめるからです。
ご覧の通り、天井がアーケード状になっていて直接風にあたることがないため、この日は気温が摂氏5度でしたがびっくりするほど暖かかったです。
感覚的にはほぼ店内にいるのと変わりません。
果たしてアウトドアかと言われるとかなりグレーな感じはしますが、ギリギリセーフなのでしょう。
まずはビールとチーズを楽しみ、次に頼んだのがこのエスカルゴ(25 ドル)です。
やはりとても美味しいです。ガーリックとバターがたまりません!
1つの穴に2つのエスカルゴが入っているので、値段の割にはお得だと思いました。
僕はエスカルゴをメニューで見かけると毎回頼んでしまいますが、ビールやワインとの相性が抜群です。
アペタイザーとしてはこの上ないスタート!
そしていよいよ運ばれてきました、本日のメインのステーキです!
今回頼んだのはChateaubriand Pour Deux(135ドル)というボーン・マロー(骨髄)付きのものにしました。
牛肉でも最上級の部位と言われる、シャトーブリアンです。
肉はとても柔らかく、噛んだ瞬間に肉の旨みが広がります。
量は大人3,4人でシェアしてちょうど良い感じでした。
なかなか食べる機会のない骨髄も、非常に良いおつまみです。
骨髄は思ったよりも脂っぽくなく程よい塩気があり、赤ワインが進みます。
エントランスを抜けてすぐのバーも素敵だったので、次はこの席にも座ってみたいなと思いました。
Boucherieは観光、ビジネス、デートなど、あらゆるシーンに適した使い勝手の良い店です。
ベンジャミン、ウルフギャング、ピーター・ルーガー、デル・フリスコなど他のステーキハウスと比べて日本人は比較的少ないと思います。
上記のようなステーキハウスよりはカジュアルなので、気軽に行けるのもよいです。
他の店舗もすべて雰囲気が良いので、場所を変えて楽しむのもありですね。
今回は頼みませんでしたが、オニオンスープもおすすめです!
■La Grande Boucherie
住所:145 W. 53rd St, New York, NY 10019
最寄駅:7th Avenue Station(B, D, E線)より徒歩2分
【執筆】
編集部
阿部 永
NY在住歴:6年半
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