ニューヨークは世界有数の大都市だけあって、チャイナタウンはニューヨークだけで3つもあります。
マンハッタン(チャイナタウン)、クイーンズ(フラッシング)、ブルックリン(サンセットパーク)にそれぞれ一つずつあるため、ニューヨークの中華レストランはかなりの数に昇ります。
どこもチャイナタウンとして有名ですが、一般的に「チャイナタウン」と呼ばれる場合にはマンハッタンのチャイナタウンを指します。
それ以外は、フラッシングやサンセットパークなどそれぞれの呼び名で呼ばれています。
今回訪れたのは、少なくとも通算20回以上は訪問しているお気に入りの中華、Café Chinaです。
店はチャイナタウンではなく、マンハッタンのミッドタウンにありオフィス街からも近い場所です。
比較的集まりやすい場所にあるためとても便利です。
Café Chinaは、いわゆるよくある中華の小汚い雰囲気ではなく、ちょっとおしゃれをして行きたくなるような、とても綺麗なこぢんまりしたレストランです。
やや小さな店ですが、入ってすぐのバースペースやクラシックな照明、壁に飾られている絵画などインテリアのセンスが良いなと感じます。
普段は常に満席ですが、この日は3月中旬のコロナ禍ということもあり、すんなり入れてしまいました。
こんなにテーブルが空いているCafé Chinaを見たことがありません。
ディナーは8人以上でなければ予約は取れないため、基本はいつもウォークインで名前と携帯番号を残して呼ばれるのを待つスタイルです。
席に着くには早ければ30分、長ければ1時間以上待つこともざらですが、なんとこの日は並ばずに入れました!
まずは早速、青島ビールと麻婆豆腐(14ドル)を頼みました。
麻婆豆腐は辛すぎず、山椒などのスパイスが効いていてとても美味しいです。
僕は毎回必ず頼みますが、いつ食べても安定の味です。
実はこの店は、少し前までミシュラン一つ星の常連でした。
最近はビブグルマン(安くてコスパが良い店)を取っています。
■ミシュラン -Café China
https://guide.michelin.com/us/en/new-york-state/new-york/restaurant/cafe-china
次に頼んだのは、王道のボクチョイ(チンゲンサイ)のガーリック炒め(14ドル)です。
麻婆豆腐の辛さを和らいでくれる、優しい味です。
ガーリックが程よく、箸が止まりません。
そしてこちらも忘れてはいけませんね。
ポーク餃子(8個入り9ドル)です!
チリのオイルに餃子が浸かっているのですが、水餃子のような感じでツルッと食べられます。
中華はおいしくない餃子も多いですが、この餃子はとてもおいしいです。
他にもダンダン・ヌードル(8ドル)やワンタンスープ(9ドル)がおすすめです。
いい意味で中華のイメージが少し覆されるような、ここはそんな店です。
コスパが良く普段使いもできるし、改めてお気に入りの店だと感じました。
ぜひ行ってみてはいかがでしょうか!
■Café China
住所:13 E. 37th St,New York, NY 10016
最寄駅:
5 Av-Bryant Park駅(7番線)より徒歩8分
Grand Central駅(S、4、5、6、7番線)より徒歩10分
【執筆】
編集部
阿部 永
NY在住歴:6年半
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