アメリカのサンクスギビングデーってどんな日?

アメリカの毎年11月第四木曜は「サンクスギビングデー(Thanksgiving Day)」。
日本語では「感謝祭」。
2021年は本日、11月25日です。

サンクスギビングとは元々収穫を祝って宴を開いたことに由来しますが、現代では家族や親しい友人たちと集まり、ご馳走を囲んで楽しいひと時を過ごすのが習慣となっています。
翌日の金曜は学校や会社が基本的に休みのため木〜日は4連休となり、この週末は日本のお正月休みに近いものと捉えられるでしょう。

この日の食卓に欠かせないのがターキー(七面鳥)の丸焼き。
グレービーソースやクランベリーソース、マッシュポテトと一緒にいただくのが定番の食べ方で、肉質はチキンよりややパサパサしていますが、さっぱりしていて食べやすい味です。
パンプキンパイも欠かせません。

また、家族で集まる=帰省ラッシュのため、アメリカでは最も多くの人が移動する日でもあります。
特に今年は昨年の新型コロナ禍で帰省を控えた人々も地元に帰ることから、交通渋滞はもちろん、新型コロナの感染拡大が再び広がるものと予想されています。

さらに、サンクスギビングデーはホリデーシーズンの到来を告げる日でもあり、この日からクリスマスごろまでは年末商戦が本格化!
特にサンクスギビングデーの翌日「ブラックフライデー」はあらゆる小売店が一年に一度の大セールを行うため、多くの人がここぞとばかりにショッピングを楽しむのです。

サンクスギビングデーはカナダやイギリス、オランダ、フィリピンなどでも祝う習慣があり、最近は日本でもサンクスギビングセールやブラックフライデーセールなどを見かけるようになりました。
近い将来、日本でも季節のイベントして定着していきそうです。

Happy Thanksgiving!

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【執筆】
編集部 金井
NY在住歴 9年